そういえば文学フリマでした。

私は今回文学フリマには初参加で、何度も参加している愛情通信ヨンコさんと
二人でブースをシェアしました。
会場は東京流通センターというところでしたが、駅を降りるとすぐ会場で
規模もちょうどいい感じでデザフェスもこれくらいならなという感じでした。
デザフェスは今度から抽選になるみたいだし、なんだか遠い存在になってしまったな・・・

プライベートでもつながりのある犬尾春陽さんも出展していました。
『ワルツ』という小説を一冊買い求めました。
長い文章を書けるというだけで本当に尊敬するし、言い方は悪いけど「素人の」
書いたそれなりの長さの文章だけが売れることって、人気作家の本が売れるより
すごいことだと思います。
犬尾さんの書くものには「イロモノ」の要素がなくて、その潔さとか信念が立派です。
1階はどちらかというと犬尾さんのような純文学系で私とヨンコさんの周りはゴキブリのZINEとか
部落関係とかAV女優さんの写真集などイロモノだらけでした。

文学フリマは発起人らしき人の長めのマイクパフォーマンスが入ったり
拍手や歓声が上がったりするのが驚きでした。
一体感がある感じ。
お客さんはプロの方が多くて、この辺はもう子供ばっかりのデザフェスよりも
やりがいがあります。
傾向としてはコミティア寄りであまりじっくり読まないで直感で買っていく方が
多かったです。
見ないで飛ぶように売れるので最初はウヒョヒョでしたが、だんだん怖くなってきました。
お隣のヨンコさんは飛ぶように売れるわけではないですが、ヨンコさんそのものの
ファンのお客さんが多くて、それもすごいことだなと思います。

作品の「イロ」って大事ですけど、例えば「前田敦子のモノマネ」とか「ローラのモノマネ」という
イロを持ったキンタロー。や福田彩乃が一時的にもてはやされることはありますが、
「コロッケ」レベルになると、芸がどうとかじゃなくてみんな「コロッケ」そのものが好きですよね。
作家というのは最終的にその領域にいかないといけないんじゃないかなと思います。


なかなか刺激的な文学フリマでしたが、マイクパフォーマンスで次は大阪だとか
ニコニコ超会議とコラボだとか遠い世界の話をしていたので、次回は見送りかなと思います。
初参加の分際でいうのもなんですが、小規模なままで行ってほしいですね。
ドロリッチガールズがみんなかわいくてけしからん。



グラビアアイドル集団らしいです。
一人一人画像検索すると、センターの人(中村静香さん)以外は
おや…?ってなりましたけど、衣装とか髪型とか色合い含めて
トータルでとてもけしからん感じがします。
この人選をしたのは誰だ!でかしたじゃないか!


私は自分が男顔なので、こういうガーリーな顔立ち雰囲気の
女性がすごく好きです。
ビビアン・スーとか。


あといろいろとあぶなっかしいデイトレーダーの若林史江さんも
好きな顔立ちです。


ビビアン・スーはSEIKEIする人が望むパーツをすべて
集めた顔の持ち主だそうですね。

そういう話でした。
 自分への誕生日プレゼントに、芸能山城組によるAKIRAサントラを買いました。
ねぇ、AKIRA。かっこいいねぇ、AKIRA。
真夜中に聴くと癒されると同時に意味不明な高揚感。
でも隣人に変な宗教をやっていると思われそうです。
お金も時間もたっぷりあったバブルの残した遺産て、AKIRAと東京ラブストーリーくらい
じゃないでしょうか。あ、あとハートカクテル。


音楽は古いものばっかり聴いて涙していますが、最近のUKヒットチャートに
ずっとランイクインしていてこれは!と思ったのがGotye&Kimbraによるデュエットソング
「somebody that i used to know」



ゴティエとキンブラはオーストラリアのミュージシャンで普段は別々に活動しています。
やたら流行ってるこの曲、抑えた感じの曲調が新鮮だし、PVもオシャレだし、
さぞかしハイセンスなことを歌っているのかと歌詞を調べてみると、
大学生の恋愛みたいな幼稚なことを言い合っているだけでした。

運命の相手だって思ってたのに!今となってはせいせいするよ!
別れても友達だとか言って、すれ違うとき俺をストーカーみたいに見るなよ!
借りたものは人づてに返すし、着信拒否かよ!
まあもうどうでもいいし!

みたいな感じです。女々しいよ、ゴティエ!

女々しいと言えば、超バター犬の「さよならCOLOR」も名曲だと思っていましたけど
よくよく聴いてみるとフラれた(?)女に上から目線で説教というひどいものですね。
ハナレグミの声がいいからいいこと言ってるように聞こえるよ。


留学したいって言っていつするんだよ
あたしには夢があるとかいって、結局結婚したいんじゃないの?
自分をだましてんじゃないよ。お前ももう30だろ。チヤホヤされんのも最後だから
とっとと新しい男のところへ行けば?

みたいな感じです。かなり意訳。

ミソチルのOverも女々しいですね。

いつか街で会ってもキレイになって隣に男でもいたら発狂するぞ。
劣化しててくれよな。こっちだってお前より可愛い子連れててやる。
お前なんてエロい顔して貧乳だったし。毎晩鬼電してやろうか。

みたいな感じです。意訳。




女を見返したいとき男性は力を発揮するのでしょうか。どの曲も完成度が高いですよね。
でも歌の中でくらいフラれても男らしくいてほしいものですね。
私がオススメする男性の失恋ソングは、オザケンが歌う「しらけちまうぜ」です。
松本隆×細野晴臣のゴールデンコンビ。


小粋に別れよう さよならベイビー
彼氏が待ってるぜ いきなよベイビー
ひとりは慣れてるさ なぐさめなんかいるかよ
いつでもほほえみを ありがとベイビー
しあわせだった
おいらは肩すくめ 帰るさベイビー
口笛吹いて
涙は苦手だよ
しらけちまうぜ


いろんな人がカバーしていますが、あのなよなよしたオザケンが歌うからこそ
ぐっとくるものがあります。
もうYoutubeでは見当たりませんがダウンロードしといてよかった。
 また穂村弘の本を100円で買いました。「短歌という爆弾」です。
これはいつもの女々しい女々しい穂村エッセーよりは本をぶん投げたくなる衝動は
出ませんでしたが、やっぱりところどころイラっとする部分があって
「うるせーばか!」って言いながら読みました。

こちらは穂村のグルーピーたちの短歌作品を添削を交えて紹介したり、有名な歌人の作品を
たくさん例にとったりしているので勉強になりました。

私も数年前に急に短歌をはじめたくなり、かじるよりも軽薄に挑戦したことがあるのですが
あるときぱったりと何も浮かばなくなってしまいました。
そのときの短歌を一挙にご紹介しましょう。あまりにも伝わりにくいものには解説をつけています。


魔女になる ゾンビになる 骨になる それにつけても チョコレートは甘い (ハロウィーンの歌)
桃とろけ マンゴーは感じ バナナ青ざめて ひび割れる指(エロい名前のジュースが多いことを詠った歌)
あと少し 起きてていいよ 温めた ミルクの上に 立つ幽霊(ホットミルクの膜を詠った歌)
年表に ジュリーのピークの 放物線 父とおかんの 恋の点打つ(ジュリーとは沢田研二)
ポワロはね 自分のことポワロって 呼ぶんだよ ボンジュール マドモアゼル
交わされる すべての言葉は 照れ隠し マイロンサム シャイボーイ
センスイズ イヴリシングと言ったのは テイトウワだったか 家庭教師だったか
鼻垂れる ごとく言葉は放たれて丸めて積りつ 雪山となる(鼻水が止まらないときの歌)
何度でも 裏切るたびに 許してね 白鳥が二羽 指切りげんまん
真二つに 割った林檎の 白い腹 忘れた約束 滲み出でたり
地下鉄の 風が蹴散らす 12月 口笛はまだ へたくそのまま
いつからか 3歩あるけば 珈琲が 冷めるの刑に 処されています(冬が寒すぎて詠んだ歌)
クッキーの 味は二種類 あればいい 「ありがとう」と 「ごめんなさい」と
ハンガーを被りて 幾度も首を振る 恋とは脳の 悪い癖なり(ハンガーを頭にかぶると首が傾く不思議)
お向かいの キャッチボールの 天気予報 「風は強いが 空は青い」と(窓の外で近所の子どもがキャッチボールをしながらしていた会話)
大幅に 乱れています うそつきを 7人乗せた 各駅停車(エイプリルフールの歌)
終わらない 洗濯と鳴きやまぬ風 「春が来る」って 誰に聞いたの?


半額の イカぶら下げて 帰り道 吸い付きたいよな 気がする半月
返さねば ならない本の ペエジから 逃走はかる 一文字の蜘蛛
あの人が ひとめぼれした 腰光る 佐々木希は 秋田のほまれ(米の品種名で表現)
めんつゆを ナイトキャップに 結末を 知らない夢が 多すぎる
奇遇にも ゾンビの君に 出逢えたら 幸せだったか 聞いてみたい(マイケルジャクソン追悼歌)
扇風機 だけは私を 見てくれる たまにそっぽは 向くけれど
爪きりが 見つからない ある日ふいに 9−6がわからなくなる
真夜中に 花畑一人 追われゆく 好きでデイジーに 生まれたんじゃない
堂々と チン○ジ気にする 少年と いざ行かん 鬼退治へと
猛犬に 注意の表札 提げて待つ 次に太陽が 隠れる日まで(日食のときの歌)


ヒトツ目の 双子の怪物 ラヴとピース どちらが兄か 誰も知らない
「かなしい」は こいしい・いとしい 灼けた手で 単語帳繰る 部活少年(電車内で部活帰りの少年が単語帳で古文の勉強)
母親の 隙見て唇 押し当てる 潤んだ瞳(め) 誘拐犯の気分(友達の赤ちゃんにこっそり接吻)
ゴミ袋の スカート広げて 1/1が わたしのものである 確率
落ち柿の 紅さ悲しく 一匹の 蝿が止まって イヤになった子
「ちやほや」の 語源聞かされ 突然に にくらしくなり 蝶も花も(ちやほやの語源は蝶よ花よ)
今週の 蟹座よ自分を 信じなさい ラッキーカラーはターコイズブルー
アボカドの 種がもうすぐ30個 願いが叶うまでは 捨てない
足早に 信号無視するときに聴く フレンチポップス 全9曲


以上です。
なんでこんなに大量に紹介したかというと、これを読んでいくうちに
だんだんうんざりしてくるのを実感していただきたいからです。

「短歌という爆弾」に、寺山修司が短歌は終わりの七・七でどうしても自己肯定が生まれることに
嫌気がさして短歌をやめたのだということが書いてありました。
なるほど!そうなんです。どうも短歌はくどすぎるというか、TAWARA MACHIみたいに
ご自分の世界に酔いしれ続けていられる人にはいいかもしれませんが、
作者の自意識がはみ出すぎる危険物でもあるのです。

たとえば下から2つ目の「アボカドの〜」では、上の句だけでももう十分なぜアボカドの種を
30個も捨てないでいるのか、その思い詰めた感じは伝わるにもかかわらず
「願いが叶うまでは捨てない」という下の句でおも〜くなってしまう。
この女、重い!みたいな。とにかく自意識が重いんですよ短歌は。

そんなわけで、私も隙あらばはみ出ようとする自意識と闘いながら生きているので、
たとえば演劇とか音楽とか直接的な表現ではなく、やっぱりパラパラみたいな回りくどい
方法で自意識にフィルターを何枚もかけないと恥ずかしくて発表できないのです。
まあでも、自意識っていうもう恥ずかしくてしょうがない代物を、どうやってうまく表現するか、
そのために芸術は生まれてきた側面もあると思うのですが、あんまり自分の自意識も
他人の自意識も、恥ずかしいとかかっこ悪いと思わない世代になってきているので
今後どうなるのかなって心配でもあります。

寺山修司こそ、自意識の塊のような人物でしたが、彼にはそれを恥じる津軽魂もあったので
自意識を他人を介して表現させる演劇に落ち着いたのではないでしょうか。
(自意識を他人に表現させるのもまたすごいことですけど)

 ついに本日、東急電鉄の東急電鉄による東急電鉄のための商業施設、
渋谷ヒカリエ(シンクス)がオープンしました。
昨日のプレオープン内覧会と、オープニングプレゼントの
バスタオルをもらいに行ってきました!

バスタオルはもらった瞬間は可愛かったけど、家に持って帰ったら
赤ちゃんのときに肌身離さず持ってた安心タオルを思わせる昭和な風情。  

内覧会を見た感じでは高齢者ばっかりでしたけど、DCブランドの
面影を残したおばさん達もいて、渋谷らしくない客層だったことは確か。
コンランショップが入ったり、8階フロアはD&デパートメントのナガオカケンメイ氏が
プロデュースということで、アートやデザインにも通じていることをアピールしている
ようですが…。やっぱりまだ東急沿線に漂う、保守的でノンキな垢抜けない空気感が
ぬぐえていない印象もありました。



売り場マネジャの話だと、店内内装は「ストレスフリー」を意識したそうで
ショップの境がなく、お客はショップを渡り歩くときのストレスなく自由に周遊し
こっちでコレ見たけどやっぱりさっきのアッチがよかったかな?もっかい見てこよ。
みたいなことも自然にできるよう配慮されているそうです。

話は違うんですが私はスーパーで納豆を買うとき、10円20円高くても大体いつも
「金のつぶ とろっ豆」を買います。


とろっ豆は当初からあの納豆パックの中に入っているベトベトしたフィルムを
排除した容器が特徴です。
タレもジュレだったりしたんですが、この度フタをパキっと折ると手も汚れず
タレ袋も要らずにタレをかけられる新容器を発明。
どこまでも納豆に関するムダと手間をなくそうとするそのこだわり。
ついには容器そのものがなくなってしまうのでは、と思うのですがこのタレinフタを
採用したところ売上は3倍になったとか。

そういや東京ラブストーリーを見てたら缶コーヒーを飲んでいるシーンがあったのですが
まだプルタブで、飲んでる間フタを指輪みたいにみんな指にはめていました。
あれ、ひっぱり取るときも指をケガしそうになったり勢いあまってこぼれたり面倒だったよね。
でも今の取れないプルタブが出始めたころは、細かいとこ気にするなーとか思ったものでした。
今となってはプルタブなんて扱いに困るけど。
やっぱり味だとか価格だとかも大事ですがいかにストレスを感じずに
人間はできるだけ気分よくいたいかってことなんですね。
私がものぐさなだけともいいますが。

話はそれたまま終わります。

 最近、じゃないのかもしれないけど吉本の芸人たちが、男性のことを「ブス」って言うのに
違和感があります。男女平等なんでしょうか。
なんとなく「ブス」って女性のための言葉であるような気がします。
男性は「ブサイク」の方がしっくりくる。
「ブサイク」は漢字にすると「不細工」でしょうけど、「ブス」は漢字にすると「醜女」とか
あてられることが多いですね。
「不細工」は顔の作りとか見た目の不出来だけを揶揄していますけど、
「ブス」は性格とか品性とか表情とか広義に解釈した醜さですからね。
厳しくも温かい表現だと思います。


そんなことはさておき、東京ラブストーリーをGEOで借りて全話見ました。
最終回の泣ける破壊力たるや想像の域を超えていて、こんなに瑞々しい涙を
振り絞ったのは「トイストーリー3」以来でした。
ラストどうなるかわかってるのに涙。やっぱりこうなるのかでまた涙。
何がそんなに泣けるんだかわからないんですけれど、要は東京ラブストーリーって
何を描いているのかというと「恋愛における人生の〈夏〉」なんですよね。
私の大好きな『500日のサマー』に通じるところがあるなぁと思いました。
「夏」というモチーフには弱いです。

人は誰しも夏を経験して秋へとたどり着く。
桑田やサザンの曲がなぜ万人の胸を切なく締め付けるのかって、
いろんな意味でのやはり「夏」を詠っているからなんですよ。
必ず過ぎ行く夏。一度きりの夏。いわばカンチにとってリカとの恋は通過儀礼
「イニシエーションラブ」だったんですよね。
必ず通過して、失わなくてはならない対象なんです。
数年後、自信をつけて24時間闘えそうなビジネスマンへと成長したカンチに、
「今なら赤名とつりあったかもな」と言われたりいていることがそれを物語っていますね。
あと恋愛のことしか頭になさそうな当時のドラマの造りが不思議な純粋さでもって
訴えてくるところもあるかもしれないですね。学園ものみたいなまっすぐな力です。

カンチは優しいだけじゃない強い男になって、いい子ちゃんだった有森ははじめて
他人から幸せを奪うということで自己表現をし、ふらついていた江口は一途な男へと変貌し、
チーム愛媛がみんなそれぞれ成長したのですから、リカも重すぎる女を卒業してくれたらいいのにな。

101回目のプロポーズの次は東京ラブストーリーの再放送がはじまりました。
さすがに私もリアルタイムでの記憶はほとんどありませんよ。
でもあまりにも有名なこのドラマ。

赤名リカがプッツンであること。
□□□□しよっとか言うこと。
電池が切れたり元気力発電ができなくなったりすること。
有森也美が日本中の女を敵に回したこと。
最後、カンチとリカは結ばれないこと。

くらいはなんとなく知っていました。
でもですね。長い間私は、東京ラブストーリーについて思い違いを
していたことに気づきました。
私が思っていた東京ラブストーリーは、赤名リカという台風のような、
プッツンでありながら、積極的で魅力的な一人の女性に出会い、
心を奪われ強烈な恋愛期間を送るけれども、
やはり激しい恋ほど短命に終わり、最終的には地味だけれども
居心地のいい有森みたいなのと結婚しましとさ。
でもカンチの中に永遠に赤名リカというファムファタルが
美しい思い出のまま生き続ける…
というものでした。

だからリカのこともあんまりいいイメージ持ってなかったですし
メンヘラ被害にあった人の話、みたいに思ってたんですよね。

でも大きな思い違い。

それは、カンチにとって最初のファムファタルは有森也美だったということ。
なんせ高校だか中学だかの頃からの永遠の憧れの女性、初恋のマドンナが
有森だったんです。この事実を知らんかった!!
こうなると、カンチを巡る二人の「運命の女」の解釈はだいぶ変わってきます。
カンチにとって、元々の忘れられない女性は有森だったんですよ。
リカの方が後からやってきた交通事故みたいなもんなんです。


最初から結ばれるはずの男女の間に、ちょっと気の迷いでしばらく
派手な女に振り回されるけれど最後には収まるところに収まる、ただそれだけの話。
なのになぜ当時の視聴者は有森にカミソリを送り、赤名リカというポっと出の
存在にこれほど感情移入したのでしょうか。
有森はそりゃあ視聴者から脅迫状届くよって納得できるくらい
とにかくもう腹黒いキャラですから、ズルいやり方でカンチを略奪します。
でも結婚して奥さんになりたい女なんてみんなこれくらいの計算高さを
持ってますよね?そうじゃないと、リカみたいな負け犬になっちゃう。
カンチはそれにまんまと嵌ってしまうわけなんですが、自分の初恋の
女性と結ばれることはカンチにとってはこの上ない幸せのはずなんです。

 
はたしてカンチは不幸なのでしょうか、幸せなのでしょうか。
それがわからないところがこのドラマの深さだと思います。


対照的にもう一人、学生時代からの腐れ縁、ヤリチン医学生の
江口洋介がいます。有森は江口のことが昔から好きだったんですね。
江口も有森のことが好きだった。二人は一度付き合いますがうまく
いきませんでした。江口はその後、初恋の女有森のことは吹っ切って、
というか「卒業」して自分にふさわしい相手(千堂あきほ)で手を打ちます。
有森も心のどこかでは江口を引きずっているけれど、女は愛されるのが
幸せとばかりに従順な下僕になりそうなカンチの元へ。

・初恋が実らなかった江口・有森
・初恋が実ってしまった(初恋から卒業できなかった)カンチ

一体どっちが勝ち組なのか。
そのグズグズしたしがらみから最後までたった一人、解き放たれた存在であるリカ。
これはリカ以外の愛媛連中の「成長物語」なんですね。
苦手だったリカが、今では好きになりました。だってリカ、ええ子だもん。
もしも東京ラブストーリーをリメイクするとなったら、カンチは
小出恵介あたりができそうだけど、リカ役をできる女優はなかなか
いないんじゃないでしょうか。
保奈美はプッツンだけどバカに見えない絶妙さですから、吉高や
上野樹里じゃただのバカになっちゃうし…


こんな感じでまだ3話しか放送されてないのに一人で盛り上がっています。
3話で秀逸だったのは、自分のカンチを「スキ」だという気持ちを
全く疑わないリカに対して、有森は「あなたのこと私…好きになってもいいの?」と
言うんですよね。この強かさ!いやほんとに頭が下がりますよ。

 高岡蒼佑が男らしくなさすぎて逆にかっこよく思えてきました。

「岡田だけなら苦労はないですね」
とか言っちゃってるし。岡田呼ばわり。
彼は「おもしろかわいそう」というニュージャンルを
作りましたね。プッツンしちゃった女優・俳優いっぱいいますけど
「おもしろい」か「かわいそう」のどっちかにしかならなかったけど
高岡さんは両方持ってるところがすごい。

私もアース ミュージック&エコロジーやウーロン茶のCMには
モヤっとしますよ。
ぶっ壊れ続けているのは高岡の方であって、あおいちゃんは
ぶっ壊れる気なんて全くなさそうです。
ビッチでもビッチに見えない可愛さが罪な女ですよね。
二股でも不倫でも略奪でも可愛いあおいちゃん。
男の浮気は男のせい。女の浮気も男のせい。
無視を決め込んで、CMのイメージだけでいけばいつかは
みんなが許してくれるでしょう。だから大丈夫。

ここに来て前髪を作ったところに計算を感じる。


私は「さんかく」を見て以来、高岡蒼佑はいい役者なんじゃないかと
思っているのです。少なくとも岡田准一よりはずっと。
上手いとか下手じゃなくて、あんなに全身で役に向かってる人って
若い俳優では他にあまり見当たらない気がするんです。
多分バカだからだと思うんですが。
あんなにどうでもいい『ルーキーズ』でさえも、高岡蒼佑の役だけは
なんだか本当に野球が好きな奴に見えたし。
誰かいい監督やプロデューサーに役者としての道を開いてもらえないかなと願っています。
そして仕事で見返してもらいたい。

がんばって!!

 BSで『101回目のプロポーズ』と『結婚できない男』が連続で再放送しています。
月曜日は結婚できない日!

小学校のとき、見ていた記憶はあるんですが脚本が野島のしんちゃんだったことに驚き。
面白しろいんですけど、無茶がある、かなり強引。今みたいにリアリティからは程遠い話の流れ
なんですが、そのリアリティのなさもなぜか偽善には見えないある種の純粋さがこの時代の
特徴なのかもしれませんね。
トレンディドラマの定石、「新しい恋がうまくいきそうなときに、突然死んだ恋人に生き写しの
人物が現れる」とかありますけどね。
家政婦のミタの異常なヒットを見ても、今は偽悪をやってもそれを「リアル」と
受け取られてしまうあたり、世知辛いなぁと思います。


ドラマの中でもすでに「お見合い」が「イマドキお見合いなんて」とオワコンとして描かれているのに
20年以上経った今でもお見合いは身の回りに多発しています。
自分含めお見合いの経験のある人、実際にそれで結婚した人もたくさんいますが、
そのお相手はほとんどが東大出身者だとか国家公務員だとかお家柄がんまあ!だったりと
そんな人ばっかりで、単純ににそういう方達はまじめで縁遠くなってしまうからなんだと
思ってたんですが、お見合いの世界では男性はなんかしらそういった強みがないと
お見合いの土俵にもあがらせてもらえないという暗黙のルールがあるんですね!
女は一応性別が女であれば家事手伝いのただの人でももったいぶりつつ
お見合いに出向くこともできるのに、なんだか男性が気の毒になってきました。


しかしまあモノは考えようで、この前読んだ穂村弘の女々しい女々しい
エッセイ本の中に「男は勉強や仕事や才能や、いろんな種目で勝負することが
できるが、女子は『女子』という種目でしか恋愛の運動会に出場することが
できないのではないか」みたいなことを書いていましたので、
どっちがいいのか悪いのかはよくわかりません。
私の強み(?)があるとしても、それはきっと身上書には書けないことですから
お相手にもきっと身上書に載っていないいいところはたくさんあるのでしょうけどね。

何が言いたいのかというと、『101回目のプロポーズ』の武田鉄矢は
金もなければ見た目も悪くて年とってて性格もいいわけではなくて
ただ「ぼくは死なない」という強みだけで、この先どうやって下克上していくのか皆目検討つきません。

家用メガネがどこかへ旅に出てしまい、JINSでメガネを作りました。


今度は家用だけじゃなくて、外でも使えるようなフレームで、写真のような
アラレメガネにしました。
メガネ選びの基本は丸には四角、四角には丸、だそうで、私は面長男顔なので
ボストン型がいいそう(ってインターネットに書いてた)。
縦幅があるので顔が短く感じる!これならメガネをかけても香山リカみたいって
言われないかも!

いやしかし、コンタクトもメガネも一昔前は高級品でしたが、このメガネも
7990円だったし(薄型レンズ込み)コンタクトは一ヶ月使い捨てタイプで
一箱300円くらいで買っています。そのうちレーシックもプチ整形感覚で
できるようにならないかな。



あいら〜ぶ 天神 あいが〜ん

それで新しいメガネを作ってしばらくしたら、旅に出てた前のメガネが
ひょっこり帰ってきたりしてね。


京都に旅行していたI子さんから写真を送ってもらいました。
フリップスライダーを取り扱っていただいて3年近くになるガケ書房さんの
店内の様子です。
掲載は自粛しますが、うわっほんとに置いてあるーと衝撃でした。
実はずっと遠距離の取引のため、実際の様子は知らなかったので。
なかなか目立つ場所に置いてもらっているようで恐縮です。
3年くらい経つのに売上も全然落ちないし、なんだか信じられないです。
ありがたいです。
なんで私みたいなもんでもガケ書房では売上が落ちないのか、それは
常に人が入れ替わる最強観光地だからという点なんでしょうか。
都内では結構人の入るお店でも、最初だけバッと売れて、後は尻すぼんで
いくのが常なのですが。
どんどん新作を追加すりゃいいんでしょうけど、大概同じ店に来る人口の
中で、私の作品を買うような人の数は決まっているのでしょうね。
ずっと売れ続けるためには、道の駅みたいな場所が向いているのかもしれません。
つべこべ言わずに新作描けばいいのか…


私の京都への歪んだ感情…
よく、いくつになっても「畏れ」を抱ける人を持っていること、とかなんとか
言いますが47都道府県の中で「畏れ」に近い感情を抱くのは
京都だけではないかと思います。
世界規模だとパリね。

何かというと京都京都とキャピキャピする女子はこの「畏れ」を
全く感じていないからなんじゃないかと思います。
抹茶スイーツとはんなりだけじゃないのに。
京都はこわーいとこだというのに。