スリランカで感動したことのひとつに「国中の人が共通の神話を持っている」という
ことでした。しかも紀元前から現在まで、子供からお年寄りまでみんなです。
はじめて会った人と「アナンダ(ブッダの弟子)がさー」とかいきなり話ができる
わけですよ。すごいことですよね。

スリランカを旅していて急に読みたくなって、実家から手塚治虫『ブッダ』を
取り寄せて読みふけりました。
『ブッダ』は小学校くらいのときに親が生協で買ってくれたような気がします。
何回も読みました。やっぱりむちゃくちゃおもしろい。絵がかわいい。

実際の仏典はどうなのか確かめる気もありませんが、かなり手塚氏の
編集が入っているんですね。たくさんのいろんな業を背負った人物が
一人一人ブッダについていくようになる物語、だと思っていましたが、
今通して読んでみると、「ブッダに従わなかった人の物語」でも
あるんだなと思います。


家族を殺された恨みだけは捨てられなかったタッタ


歪んだ心根と野望は最後まで変わらなかったダイバダッタ

タッタは手塚氏の創作で、一二の三四郎みたいな豪放磊落キャラ。
もう一人の主人公とも言われています。私も大好きなキャラで
象に踏まれて死んだときはショックでした。
ダイバダッタは実在の人物で、ブッダを欺くユダ的なポジション。
映画『釈迦』では勝新が演じていたそうです。

ブッダの生涯を通しても、この二人の心は変えられなかったことこそが
仏教の深さなのかなとも思えます。
それを手塚氏は描きたかったんだろうなと。

ブッダそのものは気が弱くて、悩みも深くて、胃腸も弱かったらしいし。

オマケ
 スリランカの大型スーパーの仏像コーナー
 
完全に日本でのハロウィンが、沸点に達したというか、
有吉さん風に言うと「ついにバカ全員に見つかった」と感じた2013年です。
私の職場のあるシヴヤは、街をあげてハロウィンの聖地に
しようとしているらしいです。余計なことを。

KEKKON式を終えて、ひしひしと感じたのは人前式の
誓いの言葉で「相手の立場に立ち・・・」とか言っているくせに
未婚(この表現も嫌いだけれど)の友達に「次あなたのときは・・・」
みたいなことを言ったりしてしまった自分がイヤだということです。
結婚は悪いことじゃないけど、人から大金をむしって祝わせるほどの
ことではないと今でも思っています。
ひとつの人生の選択というだけだから。
でもいざ自分がその立場に立ってみるとそういう杓子で測った
言動に出てしまうっていう。
もし子供ができたりしたら、今度は子供のいない人に子供子供いうような
絶対になりたくない人間になってしまいそうです。
自重します。

あと自分で思っていたより腕が太くて、思っていたとおりアゴが出ていました。
特にしっかりメイクで顔をドーランで塗るので面積が強調されるのでしょうか。

今年は何かと出たいイベントやグループ展を諦めたりしましたが
11/4の第17回文学フリマに出展予定です。
ブースは「ウ-69」という覚えやすい番号です。
全く新作はありません。
映画をテーマにした「パラパラ座」、文学をテーマにした「パラパラ文庫」、
ゲームをテーマにした「GA」と「ME」などどこかで見たことのある
企画物だけ持って行ってお茶を濁す予定です。

よろしくお願いいたします。
 
最近高円寺ばかり行っています。
今度は高円寺の円盤というところで
行われるこちらのイベントに顔を出させてもらいました。

第4回 アニメーション総合文化研究会「めくる めくる ぱらぱらマンガ」
日時:2013年6月14日(金)
19時〜(ぱらぱら漫画のお話は後半の20時50分頃〜)
会場:高円寺 円盤 参加費:¥1,500(1drink付き)
http://asobuken.blogspot.jp/

パラパラ漫画の話をみんなでしたり、販売品も少し持っていきまました。
パラパラ漫画界の姐さん、あしたのんきさんがトークをして、
私はガヤを入れていました。
もっとパラパラ漫画って、語るべきことや考察できることいっぱい
あるのでしょうが、文化というものは実際に作る人の他に
「高度な鑑賞をする人」というのがあって伸びていくものであり、
パラパラ漫画の場合この「高度な鑑賞をする人」がほとんどいないのです。
作ってる方はただ楽しくて作ってるんだし、観る方もただおもしろくて
観ているという状況なので、ほとんど議論にはならない感じでした。
でも実物があったので、とにかく実際観てもらうだけでオッケーでした。

お客さんは10名強だったのでしょうか。ありがたいことに私の持っていった
フリップスライダーを結構買っていただけました。
やはりこういうところに通う人は研究脳なのか、興味を持つとわりとすぐに
買ってくれます。作家脳は逆に簡単に他人のものを買わない傾向があります。

この企画、またやってほしいです。


帰り道、某猫型ロボットのアニメの作画をやっておられるパラパラ仲間の
Nさんとお話させていただきましたが、「あいつら5人全部すごい動くから大変」と
おっしゃっていました。
 アジアの動画投稿サイトでBSマンガ夜話を観るのにハマっています。
Youtubeに広告がばんばん入るようになりましたけど、
アジアの動画サイトなんて30秒くらい見ないとスキップできないように
なっています。


BSマンガ夜話、古いのからわりと最近のまでランダムにアップされているのですが
結構歴史があるのが、司会のアシスタントの女の子。
日本語がカタコトのハーフタレントだったり、やたらインテリ風の熟女アナウンサー
っぽい人だったり、当時流行っていた不思議ちゃん系プッツン娘だったり
迷走しています。
スペシャルゲストもまだ正常だった頃のオセロ中島とか出てました。
戸川純も何度も出ていましたが、喋り方は完全に狂女なのに言ってることが
まともなのでイメージが変わりました。

レギュラーゲストは大体決まったメンバーなのですが、その中でも
それぞれ漫画の受け止め方が違いますね。
夏目房之介先生とオタキングは理屈とか社会的価値を理解できないと
面白がれないタイプ。
いしかわじゅんさんと美保純さんは感覚的。
美保純さんは今でこそ5時に夢中でのプッツン言動で痛いおばさんと
思われていたりするかもしれないですが、本当に感性の鋭い人で
専門家も唸るような本質を捉えた発言をズバズバしています。
『童夢』の回で大友克洋のことを「神様目線」と表現したのは
秀逸でした。

特によかったのは、『あたしンち』の回で、頑固で面白い
漫画家のいしかわじゅんさんが、作者のけらえいこさんについて
このように力説していました。


「けらえいこはねぇ。日常生活の中でなにが人生かをわかってるんだよぉ。」


このコメントにはいまいち他のメンバーはピンと来ていなかったようでしたが、
この一言で私はいしかわじゅんさんと時間を超えて心と心で通じ合ったなと
思いました。
「日常生活の中でなにが人生かをわかってる」ってすごいことじゃないですか。
私もそういうものが大好きですよ。

こういう感じ方のできるいしかわじゅんさんてステキだな。
猫好きでもあるし。
どんな売れっ子作家でも後輩のことは呼び捨てにするところもいいですね。


いしかわじゅんさんの飼ってる猫もとてもかわいい。

 NHK達×達という番組に荒木飛呂彦先生と千住明さんが出てきました。
この番組は違う分野で活躍する二人が、お互いの職場を訪れたり
経験したりしてクロストークする教養番組です。

荒木先生はさすがになんかもう、なんかもうすごい。
なんていうか、顔もすごい。
千住さんの方は、タレント(才能)一家に育ちながら
自分に厳しい努力家であるようでした。
すごい人なのに、自己主張が強くないところがいいですね。

千住さんは「面白いことってのはすなわち誰もやっていないこと」を
モットーに制作されているそうです。
でも誰もやっていないことを探す、のは実はみんながやっていることであるんですよね。
かたや荒木先生は「ジョジョ立ちみたいに、作った本人が狙って生まれたものじゃない
天然性も大事だったりしない?」とおっしゃっていました。
ジョジョ立ち・・・自然発生だもんね。
狙わずやったことが結果誰もやっていないことだった場合が私にとっては
パーフェクトですね。

対照的でありながら人柄のいい二人の天才のやり取りが観ていて元気が出ました。
千住さんがたらこスパゲティ作り始めたときは、「千住明 おねえ」で
検索してしまいました。
 尊敬する佐藤雅彦先生と、山田一成の共著『やまだ眼』という本を借りました。


佐藤先生が共著?しかも山田って誰やねんと思ったら、いつもここからの
北関東のホスト崩れみたいな方の人でした。
 左です。

いつもここからと佐藤雅彦という意外な取り合わせ!と思ったけれど
アルゴリズム体操やってますもんね。
この本はいつもここから、というか山田一成の一言ネタと、
その解説のような佐藤先生のコラムをたくさん集めた一冊です。
それにしても、この本を手に取るまで「いつもここから」の存在を
本当に忘れてしまっていた・・・。
オンエアバトルの頃から好きだったのに。

誠に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
今でこそあるあるネタというのは飽和状態で、今度は芸能人のモノマネという形で
あるあるが表現されることが多くなりましたがそのどれも深層的な他人に対する
悪意であったりモヤっとしていることの代弁です。
アルバイト先のいきってる先輩だとか、アイドルオタクだとか、ギャルショップの店員だとか。
まあそういった笑いも面白くはあるんですが、山田一成のネタは全て自分に返ってくると
佐藤先生は書いています。世界に対する理由のわからないちょっとした違和感、
他人が気がつかない真実は哲学の域に近いなと思うものがあります。

本の中からいくつか抜粋

・電話に出てほしいからかけてるんだけど
相手が出なかったら
なんかほっとする時がある

・テレビ画面の汚れに気づいてるけど
なんとなくそのままにしてしまう

・天気予報で「夜は晴れるでしょう」って言われた

・本物の天然ボケは「みんなが何をわかっているか」をわかっていない

・地味なカップルが高級ブランド店にいた

・ポストに手紙入れるとき
ちゃんと届くのかちょっとだけ心配になる

・安くて小さいぬいぐるみは
みんなちょっとずつ顔が違う

上二つは私はよくありますね。人間はなんでも合理的に片付けられるわけじゃないから不思議。
「夜は晴れる」というのは当たり前に聞いているけれども、考えだすと変な気分になる。
晴れというのは昼間の青空と思っているけどそうじゃないんですよね。
その次は身の回りで散見することですね。本物の天然(この言い方もすでにおかしいけど)の
人ほど人に対して兄貴・姉御みたいに振舞ったり、何年も前から流行ってるものを得意げに
紹介したりしますよね。そういう人を見ると、ああ天然て幸せだなと思います。
一見地味な人の内側に眠る承認欲はギョっとしますよね。
普段化粧もしないような女性が、結婚するとき婚約指輪にヴァンクリを要求したという
話を聞いたことがあります。多分なんかの裏返しなんですね。

そして一番最後のネタ。
安くて小さいぬいぐるみはちょっとずつ顔が違う。
これにこそ山田一成芸が集約されていると思います。
私もこういう視点でネタ作りをしていきたいです。

山田一成さん、見かけによらず素晴らしい才能をお持ち。
でも忘れていました。

悲しいときー!すごく好きだったのにいつもここからのこと完全に忘れていたときー!

 車のCMで脇見運転をするcharaがとても可愛い。

出てきた頃はパンパンみたいだったcharaですが、年をとるほどに若返って
清潔感も増してピュアになっていく印象です。
曲もどんどん無駄を削ぎ落としている感じ。
ブサカワだったぼてっとした唇や低い鼻も味が出てきていますよね。
bjorkに似ているとされる日本人歌姫はYUKIや椎名林檎、aiko(顔だけ)などもいますが、
日本人でbjorkに紹介しても恥ずかしくない歌姫はcharaだけだと思います。
才能がずば抜けているし、中学からダイアナ・ロスに憧れていたという視点の高さ
(wikipedeia情報)、なんといってもユニークです。


男性人気もcharaはあんまりなさそうですが、貞操観念もYUKIと林檎とaikoの
中ではcharaが一番しっかりしてそうです。
離婚して、元旦那の方はグダグダ。
演技までも陳腐に見えるようになってきたから不思議です。

女優やアイドルの劣化や公開処刑画像を見るのが日課なのですが、
どんなにちやほやされた人でも自分だけのユニークな生き方をしていないと
輝きは失われていくんですよね。
charaのように年を取れたら、整形などに頼らずともどんどん可愛くなれていいですね。



きれいな顔してるだろ?45歳なんだぜ…

 急成長のマッサージクッション・ルルドのCMが放映されていましたが
なかなか名作だなぁと思いました。

−歌詞−

ほんとは弱い なのに強がってるる〜

仕事嫌い なのにがんばってるる〜

もう好きじゃない なのに付き合ってるる〜

クッション なのに マッサージ〜


商品の特徴であるクッションなのにマッサージ、そしてそれを買うような女性層のマインドを
よく捉えてて、かつちょっとアクもある感じ。3人の美女のキャラ分けもさりげなくよくできている。
マッサージクッションというハンパなものに癒されたいと思うようなハンパな生き方をしている
女性がターゲットなんだという自覚。アイロニックな構造です。
そこがすごく計算されている気がしました。
こういうのがよくできたCMだと思います。

あとなぜか何年か前のDAKARAの豚CMを思い出しました。

近年のCMの多くは全体的に変すぎるっていうことですが、私がネタ作りするときも
気をつけているんですが、変なところは引き算した方がいいと思います。
ルルドの場合、作りはわかりやすいんだけど歌詞をよく聞くと
「あれ、そんなこと言っちゃっていいの?」と引っかかる部分があったり、
DAKARAの場合はただの大人のあるあるをなぜか豚が…

実は引越ししてからインターネッツがつながっておらず、テレビを観るしかないのです。
 そういえば文学フリマでした。

私は今回文学フリマには初参加で、何度も参加している愛情通信ヨンコさんと
二人でブースをシェアしました。
会場は東京流通センターというところでしたが、駅を降りるとすぐ会場で
規模もちょうどいい感じでデザフェスもこれくらいならなという感じでした。
デザフェスは今度から抽選になるみたいだし、なんだか遠い存在になってしまったな・・・

プライベートでもつながりのある犬尾春陽さんも出展していました。
『ワルツ』という小説を一冊買い求めました。
長い文章を書けるというだけで本当に尊敬するし、言い方は悪いけど「素人の」
書いたそれなりの長さの文章だけが売れることって、人気作家の本が売れるより
すごいことだと思います。
犬尾さんの書くものには「イロモノ」の要素がなくて、その潔さとか信念が立派です。
1階はどちらかというと犬尾さんのような純文学系で私とヨンコさんの周りはゴキブリのZINEとか
部落関係とかAV女優さんの写真集などイロモノだらけでした。

文学フリマは発起人らしき人の長めのマイクパフォーマンスが入ったり
拍手や歓声が上がったりするのが驚きでした。
一体感がある感じ。
お客さんはプロの方が多くて、この辺はもう子供ばっかりのデザフェスよりも
やりがいがあります。
傾向としてはコミティア寄りであまりじっくり読まないで直感で買っていく方が
多かったです。
見ないで飛ぶように売れるので最初はウヒョヒョでしたが、だんだん怖くなってきました。
お隣のヨンコさんは飛ぶように売れるわけではないですが、ヨンコさんそのものの
ファンのお客さんが多くて、それもすごいことだなと思います。

作品の「イロ」って大事ですけど、例えば「前田敦子のモノマネ」とか「ローラのモノマネ」という
イロを持ったキンタロー。や福田彩乃が一時的にもてはやされることはありますが、
「コロッケ」レベルになると、芸がどうとかじゃなくてみんな「コロッケ」そのものが好きですよね。
作家というのは最終的にその領域にいかないといけないんじゃないかなと思います。


なかなか刺激的な文学フリマでしたが、マイクパフォーマンスで次は大阪だとか
ニコニコ超会議とコラボだとか遠い世界の話をしていたので、次回は見送りかなと思います。
初参加の分際でいうのもなんですが、小規模なままで行ってほしいですね。
ドロリッチガールズがみんなかわいくてけしからん。



グラビアアイドル集団らしいです。
一人一人画像検索すると、センターの人(中村静香さん)以外は
おや…?ってなりましたけど、衣装とか髪型とか色合い含めて
トータルでとてもけしからん感じがします。
この人選をしたのは誰だ!でかしたじゃないか!


私は自分が男顔なので、こういうガーリーな顔立ち雰囲気の
女性がすごく好きです。
ビビアン・スーとか。


あといろいろとあぶなっかしいデイトレーダーの若林史江さんも
好きな顔立ちです。


ビビアン・スーはSEIKEIする人が望むパーツをすべて
集めた顔の持ち主だそうですね。

そういう話でした。