1年ぶりとなる行商、文学フリマに出展してきました。

 

もちろん新作はなしだよ(^^)/

出るだけで精いっぱい。ウサギちゃんセイグッバイです。

 

その日はダンナ(敬称略)にワンオペ育児を頼んだのですが、

普段は私が仕事に行くのを手を振って

送り出してくれる心の広い息子が、今回は

私欲のために出かけていくのに気づいたのか

泣いてまとわりついてきました。

しかしそこは心をカンダタにして振り払っていきました。

 

最初は足をとめてくださるお客さんも少なく、仕事の

都合をつけてダンナの嫌がるワンオペを頼んで

泣く子供を置いてきてまで私は何をやってるんだろうかと

自責の念にかられました。

確か育休中に一度まだ乳児だった子供をダンナに

預けて出展したときも、乳パンパンにして痛い思いしてまで

何やってんだろって感じでした。

いつもいつもなんですが、最初の一点が売れるまでは

舞台の上に間違って上がってしまった一般人みたいな

心境で、ああ来るんじゃなかったと思います。

その後次第にお客さんがぽつりぽつりと反応を見せて

くれたり、ありがたいことに買ってってくださる

人も出てきてやっと報われた思いでした。

 

そのほか3、4年会ってなかった友人や、普段はネット上で

からむことの多い人や、仕事でつながりがあった人に遭遇したりと

収穫も多い一日でした。

 

しかし私が行商をはじめて、デザインフェスタやコミティアに

出ていたのが10年前。

そこからやっぱり客層だったり、人の反応だったり、売れ方というのが

変わってきているし、変わって当然というものです。

文学フリマは比較的ずっと一定で、ターリー屋のカレーも変わりませんが

デザインフェスタなんて今出たらどんな惨敗を期すのか想像するに恐ろしいです。

体感的にはやはりこのインスタント時代、スピード感を求められているのかなって

気がします。

パッと見ておもしろそうだと誰でもわかるもの、ターゲットがはっきりしているものが

ウケやすい。

私も直感型なので、基本的に短編や短歌など短いものが好きだし、これは

自分が求めているものだというのは一目でわかるし大体外れません。

ただ困ったことに、一瞬で選んだものを一瞬で手放してしまう時代でも

あるのかなと思います。

私は自分のパラパラマンガは、10秒くらいで終わるけれど、その断片が

ずっと心に引っかかったり、終わったあとも考えている時間は長いもので

あってほしいしそういうものを作っていきたいと思っています。

イージーカムイージーゴーの時代に、実は逆行しているのかもしれません。

 

まあ新作も出さずに何言ってんだよって感じですが。

とりあえず次回(11月)には新作を携えてまた参加します。

 

 

 

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