土井義晴氏の話題の本『一汁一菜でよいという提案』が
働く女性を中心に話題になっています。
これですね、読んでないんですけどすごく共感しますね。
要は毎日いろんなものを作らなきゃいけないと思うから料理が苦痛に
なってしまっている、昔の和食はパターン化されていてもっと簡単だった、
という内容です。読んでないけど。
全く同じことを私も昔から思ってたんですよ。
だって日本だけじゃないですか?こんなに毎日和洋中イ、世界中の
料理をバリエーション豊かに提供しなきゃいけないの。
海外の映画とか街歩き番組観てると、イモ!肉!サラダ!の繰り返しとか
マンマの手料理も5パターンくらいしかないような印象ですよ。
日本には和食という文化があるんだから、もっとシンプルでええじゃないか
という土井さんのお考えでしょう。
我が家でも毎日メインの料理が一品と、副菜の常備菜は2日に一品という
ニ菜でずっとやってきたんですけど、これでもなかなか大変なんです。
そこで副菜を試験的にやめてみることにしました。
作るのはメインの一品だけ!そしてあとは材料を煮込んで味付けした
スープだけ。そのスープは2日ごとにチェンジ。
それもメイン料理で余った端材をぶち込むだけ。
いろんな常備菜作るよりスープの方が簡単なのに、具材やダシを
変えれば飽きもこないし、ラクになりました。
気分も当然アゲたいので、ダンスクのコベンスタイルを買っちゃったべさ。
白の18センチの中サイズ鍋。出しっぱなしでもオシャレ感のあるコベンスタイル。
スープのレシピはこの二冊から。
左の本は臨月で里帰りしたときに、晩御飯を毎日スープにするため
買った本ですが、一風変わったレシピでなかなかよかったです。
レシピについても今はクックパッドやらアプリやらで「無限にレシピがある」
感覚が我々メシマズを圧迫している気がするんですよ。
私の母は若い頃自分のレシピノートみたいのをつけていて、レパートリーは
その中で回していたようです。
あと毎回スマホで検索しながら作っていると、いつまでたっても覚えない。
きちんとした料理研究家のレシピ本で自分に合ったものを何冊か買い、
その中からだけ参照するのがいいと思います。
奥の手として、どうしても箸休め的な副菜がちょっとほしいなというときは
セブ○プレミアムにも頼っています。
一応、保存料着色料無添加で材料にもこだわっているらしいし…。
そして最後はこれね。
我らが和幸!ビバ和幸!
和幸のカツを単品で買えば、千切りキャベツも付いてきてそれだけで
メイン一品完成ですよ。
二週に一回は和幸に頼っています。頼りにしすぎて和幸の店名が
「かずゆき」に見えてくるくらいです。
昔はハレの日のご馳走として何品も出していたのを高度経済成長期に日常食と勘違いされて一汁三菜が基本、とかいわれだした、日常は一汁一菜でいい(しかも写真みると具沢山味噌汁の他は漬物みたいな一菜でした)みたいな内容でした。
専業主婦が主流の時代に、日本のお母さんが張り切りすぎたんでしょうね。
経済的にも余裕が出来て毎日ご馳走食べられる幸せ!みたいな。
日本の真面目なお母さんがんばりすぎですよね。
まあ私は不真面目な主婦なので昔から具沢山の一品+箸休め、みたいなかんじでしたが・・・(汁なしのことも多い)