実は、まるでダメ母のようですが、子供を置いて仙台に

一泊旅行をしてきました。

目的は妹と一緒にスピッツの30周年ツアーライブに行くことです。

半年前から予定していましたが、24時間以上子供と離れたことが

なかったため後ろめたさも多々。

荷造りしながらも、「えーとあとオムツが日数分…」などと

パッキングしそうになる習慣。

子供が一人いない旅行というのはこんなにも身軽だったのかと。

新幹線でも思い切り爆睡できるし、なんなら車内販売のコーヒーなんか

頼んで読書したりもできます。

この当たり前が、2年半なかったんですね〜。

 

移動時間を堪能するまでもなく仙台なのであっという間に着きました。

18〜19歳のとき大学浪人のため1年だけ住んでいた街。

そのころから都会でしたが、もう駅前にはルミネが4つくらいある感じ。

ただアーケード街に入ると見覚えのあるような店も残っていたり。

ビル中の人気神社、野中神社も健在。

 

仙台は相変わらず男性はイケメン、女性はそこそこ。

その分カフェ店員とかでちょっとかわいいと、ものすごく

美人みたいに振舞っています。

妹は仙台でならイケメンと付き合えそう!と豪語していました。

 

スピッツの30周年コンサートツアー、オールラストの会場は

セキスイハイムスーパーアリーナ。

これがなかなかの僻地にあって仙台市から電車とバスと徒歩で1時間ほど。

スピッツファンだけが何万人も集まっていますから、駐車場は

「8823」ナンバーの青い車ばかりです。

妹はもう何度もスピッツのライブには参戦していますが、私は単独は二度目。

昔ロックロックこんにちはというスピッツがメインのフェスに、やはり

仙台で一度だけ。

今回の30/50ツアーは記念すべき結成30周年の節目の年ということで

代表曲が多かったです。

新しい曲では『醒めない』やめざましテレビのテーマになっているやつ、

自分の好きな曲では『正夢』や『春の歌』が聴けてよかったです。

スピッツってみんな普通っぽいのに、スターぶってないのに、

こんなに大量の名曲を放ち続けて、本当にビートルズレベルだなと

思いました。メンバーの仲がいい分ビートルズよりすごいですよ。

 

MCではマサムネさんが「なんで俺らが、俺なんかが(俺らがと言ってからみんなに

失礼かなと思って一人称に言い直した)生き残ってこれたのかなって

不思議に思うんですけど、役割を与えられてるんだと思うので

これからもやめません!」と言っていました。

この謙虚さよ。スピッツがこんなに謙虚なんだったら、誰一人驕ることは

許されねぇべと思いました。

あと歌い方も重要ですね。マサムネさんの声って独特だし弱いようで

かき消えることはなくて、むしろすっと心に届く声です。

歌唱力にドヤったり、感情をこめまくったりせずさらっと第三者的に

歌い上げる。そこがこの人の歌に飽きないポイントだなと思います。

 

 

妹は2曲に一回号泣するくらいスピッツファンですけど、私はまあ

細く長くファンをやっている程度の人間ですが、それでもライブ後

しばらく「好きすぎてツライ」って気持ちを味わいましたね。

昔は妹と一緒にジャニコンとかも行ったことがありますが、

もうあんまりかっこいい、かわいいだけのアーティストとか

心動かされなくなりましたね。

 

グッズもよかったですよ。

これがツアーオリジナルのビッグトート。シンプルでかわいいです。

で、いっぱいついているのが缶バッヂのガチャガチャ。

どれが出るかわからなくて1回500円。コアなスピッツファンは

廃人になっていましたね。

スピッツのメインファン層は40代〜50代なのでみんななんの

迷いもなくもりもりグッズ買っていましたね。

丸いのはロゴマークやメンバーのイラスト。四角いのは歴代の

CDジャケットです。

メンバーのイラストバッジは三輪さんだけが最後まで出ませんでした。

帰り道に「田村余ってませんか?」と聞いてきた失礼な若者に

田村(呼び捨て)もあげてしまいました。

 

『ハチミツ』のスノードームは妹が買ってくれました。

 

あとスピッツのジャケットアートと言えば、30周年を記念して

こんな本も出るそうです。

歴代スピッツのアートワークをマサムネさんが語りつくしているとか。

ムサビですもんね。こだわりありそうですね。

『クリスピー』の撮影オフショットとかもあるそうで。

 

7千円と高いですが妹は予約していたので手に入ったら見せてもらおうと

思います。

 

 

 


車で山道をひたすら走り、高山市へ。

父母、弟、従兄姉らで夕食。

よく使う郷土料理屋なのですが、ここは数年前から

外国人に爆発的人気で、常に観光客で満席。

次から次へとお客さんやってきます。

確かに美味しいし、サービスも雰囲気もいいんですが

別にそこまですごい魅力的な店かっていうと普通の店なんですが

なんでそんなに大人気なのか、店員さんを見ていてわかりました。

フレンドリーなのは観光地だから当たり前として、

各テーブルを回ってデタラメ英語で客のスマートフォンを預かっては

集合写真をバンバン撮ってあげているのです。

日本人、外国人関係なくすべてのテーブルを回っていましたね。

写真を撮ってもらった客はインスタグラムやツイッターに

アップする、するとあとは勝手に拡散して「高山で食事するなら

この店だ」ってことになるんですよ。

もちろん味やサービスに落ち度があっては逆効果ですが、

まったくコストをかけずにこれだけの宣伝をするなんて

ずるいですね。

 

高山での法事を滞りなく終え、今度はまた車で長野に戻り

安曇野方面へ。

安曇野っていうとミネラルウォーターのイメージしか

ありませんが、車を降りた途端澄んだ空気がおいしすぎて

びっくりしました。

安曇野の人が渋谷に来たら窒息しちゃうんじゃないかなと

思いました。

泊まったのは合宿とかに使われそうな洋風民宿。

各部屋にトイレやお風呂はないのですが、ロビーみたいな

ところでコーヒーが飲めたり、アットホームな感じです。

大会前のどっかの野球チームご一行(母親付)と一緒になり

朝食バイキングは危うく野球少年たちに総取りされるところでした。

 

少年たちのほかに監督だかコーチだかわからないおじさんが4、5人。

あと雑用をすべてやらされ、女中のように使われている各母親が同行

しているのですが、食事中おじさんの一人がある母親を席に呼びつけ

「●●(息子)、肘ついて食ってるぞ。家でどういうしつけしてるんだ」と

注意していました。

母親は「はい!申し訳ございません!」と謝っていましたけど

野球ってこれだからイヤなんだよなと思いました。

 

 

窓の外にはさらさら小川が流れ、まるでオプションサービスのように

きれいな虹がかかった安曇野の朝。

それをバックに写真を撮っている若い女性たちに近づいては写真を撮って

あげる「撮ってあげるおじさん」が長時間出没していました。

 

安曇野といえば「いわさきちひろ美術館」は外せませんね。

いわさきちひろの絵はものすごく好みなわけではありませんが、唯一無二だとは

思います。

実際改めて絵を見てみると、この時代にこれだけ引き算の絵を描いたことが

センスすすんでるなぁと思いました。

いわさきちひろ美術館は大きな公園の一部になっていて、入館料を払わずに

侵入しようとしている人もいました。

とても綺麗で素敵な建物です。

いわさきちひろさんの人生をはじめて知りましたが、かなりイメージが

変わりました。あの絵のタッチからきっとふんわり浮世離れして

好きなように描いた人生だったんだろうと思っていたのですが、

実際は結婚した人が政治的な関係で長らく無職で、ちひろさんの絵だけで

生計を立てなければならず、子育てと仕事の両立で苦労や葛藤が

多かったようです。

「お金のために描きたくない絵も描かなければいけない」というような

言葉も残していました。

そうした事情から、一人息子が産まれても実家に生後一か月まで預けっぱなし

の状態だったそうで、息子はヤギの乳を飲んで育ったんだそうです。ワイルド!

 

そんなちひろさんが自分の城であるアトリエ兼別荘として建てた黒姫山荘を

再現した展示がありましたが、俗世間の諸々を忘れて本当に好きなものにだけ

囲まれて創作に没頭した家は心底憧れました。

座布団一枚、やかん一個まで全部お気に入りだったんだろうなぁと思いました。

創作をする人間はみな心に「理想のアトリエ」を持っていて、常々夢想するものです。

なかなか現実には手に入れることができませんが、それを実現させたいわさきさんは素晴らしい。

http://douwakan.com/chihro

 

そのほか、知る人ぞ知る松本出身の漆作家高橋節郎記念館や、

森林の中にある絵本美術館森のおうちなど。

環境と一体化したような展示を観ることができてマジックポイントが

だいぶ回復しました。

絵本美術館は絵本グッズが豊富。

気が早いですが、一目ぼれしたトーマスの来年のカレンダーを購入。

各月一個ずつキャラクターが出てくるのですが、手描き風のシンプルな

イラストが可愛い。

主役のトーマスが1月で終わってしまうけど。


法事で高山に行ってきました。

 

今回は趣向を変えてスーパーあずさに乗って松本

経由で行くことになりました。

駅についてまず食べたおやきの美味しいことよ。

生地はモチモチ。中は高菜漬けだけかと思っていましたが

キノコとかチーズとかいろんな味があって。

おやきって最高にうまい食べ物じゃないかなって

思いましたね。息子も食べてくれました。

 

車を借りて松本市内を少し観光。

松本が生んだスーパーアーティスト、草間彌生の

常設展示もある松本市美術館へ。

ジブリ映画の背景美術などを担当する

山本二三さんの一大企画展が開催されていました。

ジブリでは未来少年コナンからもののけ姫、千と千尋など

ほとんどの背景美術を担当していて、それ以外では

アニメの時をかける少女もこの人でした。

日本の原風景そのものの美しい自然から、SFっぽい

幻想的な風景などまあ〜巧いなんてもんじゃない。

なんだよ、ジブリはこの人の力によるところ大きいじゃないと

思いました。

 

常設の草間彌生コーナーも観ました。

安定の草間彌生ですが、先ほどの山本二三と比較すると

やはり草間彌生は「作家」ですが、山本さんはあくまでも

「背景画家」なんだなぁと感じてしまいました。

そう簡単に比べられるものではないですが。

気が狂いそうなヤヨイ販売機

 

 

そのあとは伊東豊雄設計というまつもと市民芸術館へ。

演劇やコンサートなどが行なわれるホールのようなところ。

エントランスの大きな長い階段が印象的。

二階のホールではピーナツ型のイスが。赤いカーペットが

イスの位置に合わせてグラデーションがかかっており

リンチの映画のインテリアみたいで素敵でしたが

お掃除泣かせだなと思いました。

 

今度まつもと市民芸術館でペンギンカフェオーケストラが

来日して、大貫妙子とコラボするとかでミニポスター展も

やっていました。

 

松本ってはじめて来ましたけど芸術感度は高いし街並みも

城下町風情が落ち着いていてとてもいい街ですね。

昼は何か食べたんだけど何を食べたか忘れてしまいました。

 

その後、親戚・家族が揃っている高山へ車で移動しました。

 

<つづく>

 

だいぶ前のことになりますが、旅行のことをちらほら。

息子が車に乗るのが好きなので車で行ける圏内で

群馬や山梨など。

 

群馬ではずっと行きたかった富岡製糸場へ。

まだまだ人が多かったですが閉園一時間前くらいだったので

比較的スムーズに見て回れました。

製糸場というと女工哀史みたいなイメージがありますが

富岡は先進的で、能力次第でどんどんランクアップして

いけるし敷地内に入院もできる医療施設もあったりと

福利厚生がしっかりしていたんですって。

 

ランクが上になると赤いタスキをかけるようになるんだそうで

それがステータスとして憧れの対象だったそうです。

いつの時代も女を駆り立てたいならそういう競争心を煽ることですよね。

今秋、映画も公開されるとか。

ドロドロした女の闘いや百合要素があったらいいなと思いますが

そんなことはないんでしょうね。

 

義両親と一緒に山梨にも行ってきました。

山梨と言えば武田信玄。武田信玄と言えば信玄餅ですが

宿の近くにあった信玄餅の工場で人気の「信玄餅つめ放題」という

コンテンツがあり、朝から整理券をもらって参加することになりました。

小さなビニールの袋を渡されて、袋の口はきっちり結ばなくてはならず

普通にやると6個くらいが精いっぱいなんですが、何がどうなったのか

わかりませんが12個くらい詰めている人がいっぱい。

山梨土産で妙に粉まみれのつぶれた信玄餅を渡されたら、つめ放題で

得た信玄餅かもしれませんよ。(味には問題ありません)

 

つめ放題とアウトレットショップ以外にも、信玄餅を作っている工程を

見学することもできます。

今は大手の工場もかなり機械化、プログラム化されていて人間は

システムをチェックする数人だけなんてところをよく見ますが

信玄餅工場は今も昔もマンパワー。

しかもほとんどが女性で、各ラインにびっしりとおばちゃ・・・もとい

女性が並び次から次へと運び込まれる信玄餅をパッケージングしていました。

すごいことに、見ているとおばちゃんたちはマスク越しにも笑っていたり

お互い顔を見あったりしながら楽しそうに談笑している様子です。

しかしその手元はすごいスピードとロボットのように無駄のない

正確な動作で作業を進めているのです。

一日何百・何千という信玄餅を作っているんだと思いますが

そのような単純な繰り返しの中に、雑談とかできるのが

明治から続く女工の強さだなと思いました。

 

ちなみに、食べにくいので私は信玄餅あまり好きじゃないです。

 

 


そろそろ台湾終わりにしますね。

 

台湾の観光スポットの中でも一番人気の呼び声高い、

九份という町。

なんといっても『千と千尋の神隠し』の不思議の街の

舞台だとかなんだとかいう都市伝説が火付け役だったようです。

ツアーのオプションを申し込んでもよかったのですが、

参加費が高かったのと自主的に街を歩いてみたいという

理由で電車で行ってみることにしました。

台北駅から台鉄で瑞芳駅(ずいほう)へ。

乗車時間は3〜40分ですが、運賃は全然安いです。

ところがここで思わぬ不安案件が発生。電車に乗る前の腹ごなしで

台湾のモスバーガーに入ったのですが、言語トラブルによる

発注ミスで、意外とお金を使ってしまったのです。

物価が安いと言っても高円寺くらいの相場で、そんなに余裕が

あるわけでもないのになぜか変な金銭感覚で予想外に手持ちが

減ってしまっていたのです。

これによって瑞芳に着いてからタクシーで九份というプランが

絶たれました。

 

タクシー以外だとバスしかありません。

帰りの電車の本数も限られています。しかも天気は夕方になって

冷たい雨が降り始めました。でももう後には引けない、とりあえず

行ってみようやってみようというダンナ(敬称略)。

愚図りはじめる息子。

アンパンおせんべでなだめつつ。

ドキドキしながら瑞芳到着。ここから急いでバス停まで行きます。

バス停にはマレーシアから来たという気さくな女性二人組観光客が

いて「何番のバスに乗ればいいズラ。私たちもいくんヨ!」と親切に

教えてくれました。

やっとバス来た!と思ったら、九份行きのバスは強気なもので、

両替とかめんどいのやんないから、小銭ないやつは乗せねえよと

言われました。シドイ!

バスにさえ乗れたらなんとかなると思っていたのに、ぎりぎりの

所持金を崩すために何か買うというわけにもいかず、再び

ドキドキしていたら近くにあった漢方屋さん?かなにかの店が

目に入り、思い切って両替を頼むことにしました。

「エクスチェンジプリーズ。ソーリーアイムベリーソーリー」と必死で

頼み込んだら、店主のじいちゃんばあちゃんが快く小銭に

替えてくれました。

これだけの観光地ですし、厚かましい観光客の両替にいちいち

こたえてくれる必要もないのに全く恩を着せるでもなく。

マジで天使だねと感謝しつつバス停に戻ったら、先ほどの

マレーシア女性二人もどこかで両替に成功したらしく、

「小銭あるズラよ!分けてあげるズラ!」とまたまた親切に

申し出てくれたのでした。

 

たくさんの人の親切の上に成り立ち、なんとか九份とやらに着きました。

それがこちらです。

傘しか見えない。

 

雨の中傘をさして足場の悪い階段を、11キロの子供を背負って

ひたすら登るという。

階段の脇にはおみやげ物屋や屋台が並んでいましたが

これと言って興味をひかれるものはなく。

一応のクライマックス、『千と千尋』の街にもっとも似ている

場所がこちらです。

確かに雰囲気はありますが、宮崎監督は九份なんて参考にしてないと

明言しているようですし、「私って北川景子に似てるって言われるの」と

公言している読者モデルくらいのもんかなと思いました。

 

ただ町としてはとても謎めいていて魅力がありました。市街地からは

離れた山の上にも関わらず、こんなポッと出てきたようなきらびやかな

空間がなんとなくある場所を想起させました。

そうです、吉原です。

ちょっと調べたところ、九份はその昔金鉱があってゴールドラッシュで

栄えた街の名残だということで、そういう場所には一獲千金を求めた

労働者の男たちが集まってくるわけです。

そうなると自然と発展するのが遊郭。おそらくこの無駄に淫靡で桃源郷の

ような雰囲気はそうなんじゃないかなと推測しました。

そんなことを考えながら階段をくだっていたら思わぬ証拠を発見!

男性器の形をした食べ歩きスイーツのようです。

誰も買ってる人はいませんでしたが。

 

そんなこんなでなんとか所持金を減らすことなく、宿まで帰ることが

できました。疲れたけど、ツアーでは味わうことができなかった

スリル、ショック、サスペンスを得ることができました。

 

統括すると、台湾の街はおもしろかったです。

今まで韓国とか台湾とかアジアの都市は日本に似てるからわざわざ

行かなくてもいいじゃんと思ってたんですけど、「似てるけど外国」っていうのも

いいアハ体験でした。

都市部は商業施設や高層マンションもあったりして非常に都会化しているんですが

その路地一つ隔てたところにはバラックみたいな古い建物もひしめきあっていて

そのアンバランスさがとても未来的でした。

大好きなアニメで子供の名前の由来にもなった大友克洋監督の『AKIRA』の

ネオトーキョーや、そんなによく知らないけど攻殻機動隊とかの舞台みたいな

雰囲気です。

 

また行きたいとまでは思いませんが、台湾に住んでいる日本人のブログを

探してブックマークしようと思いました。

 

 

 

 


記録のためにつらつら書きます。

 

2日目は実質観光のメインの日。

朝6時頃に起きて現地のテレビ番組を観ながら朝食。

昨晩町のパン屋さんで購入したパンですが、これがめちゃうまっ

日本のパンにはないコクと重量感があって甘さは控えめ。

後から調べてみると、昨日立ち寄ったフロリダベーカリーという

ところは台湾の5つ星ホテルにもパンを納品しているという

老舗の大変有名なパン屋さんだったそうです。

焼き菓子などのお菓子もたくさんありました。

 

台湾のテレビでは日本の車のCMに5人組の男性が出ていました。

五月天というグループで、台湾ではスマップみたいな

ポジションのめちゃくちゃ人気のある人たちみたいです。

全員が男性声優くらいのルックスでしたが歌がうまいのかも

しれません。

 

そんなことをしているうちに集合の時間に。

昨日現地のガイドさんが言うことには、時間ぴったりにいないと

置いていくけれどもこちらは10分くらいは遅れることがあります

とのことだったので時間ぴったりにロビーに行きました。

ダンナ(敬称略)が長々とトイレに行ってしまって少しだけ

待ってもらったらガイドさんが「ダイジョウブ?トイレナガイネ。

オナカコワシタ。」と言ってきました。

 

観光先は行天宮という三国志のメンバーの一人を祀っている

由緒ある古いお寺。台湾ではお寺は近所の公民館くらい日常的に

通う場所のようで、入口には血圧計などが設置されていました。

 

買わせる目的の中国茶のセミナー、蒋介石の記念館、白菜で有名な

故宮博物院、どっかの門の衛兵の交代儀式などいわゆる台湾の

観光スポットを駆け足でめぐりました。

衛兵というのは1時間交代で微動だにせずに門番をしなくちゃ

いけない単純なお仕事ですが、ルックスがかなり重視されるらしく

衛兵に選ばれたとなると合コンではモテまくるみたいです。

勤務中に能天気な観光客にツーショット写真を撮られたりしても

じっと我慢の子。

 

子供が中国茶セミナーで出されたお菓子をのどに詰まらせてしまって

何度もちょこっと嘔吐をするので大変でした。

ビニール袋に吐かせていたら先ほどのガイドさんが寄ってきて

「ダイジョウブ?オナカコワシタ。」と聞いてきました。

やはり台湾ではおなかを壊す人が多いんでしょうか。

 

集合時間に遅れたメンバーを容赦なく見捨てながら駆け足で

ツアーは進み、午後15時過ぎに土産物やで解散。

ほとんどの人はオプションのナイト九份ツアーに申し込んでいる

ようでした。

九份とはあの千と千尋の神隠しの不思議な街に似ていることで

有名な山の上の観光地です。

我々はツアーではなく自分らで電車に乗って行ってみることに。

その話はまた。

 

 


台湾に行ってきました。

 

こちらは成田空港内のキッズスペース。

雲をモチーフにした滑り台とコルクブロックくらいしか

ありませんが、出国手続き済んだ搭乗前の場所にあり

とても広いです。

幸い我々しか人がおらず、子供は雲の滑り台を30往復

くらいしていました。

ここで体力を奪っておいて…

 

LCCタイガーエアで4時間。子供は1時間ちょっとは

寝てくれましたが、その後はぶりぶり起きていて、前の座席を

ガンガン蹴るので台湾のやくざだったらどうしようと震えました。

そうこうしているうちに台北に着きました。

八角くさい。生暖かい空気。着いたのは夜だったのでツアーのバスに乗せられ

空港から市街地までの景色に見惚れました。こりゃあやばいとこに来たなと

そのとき思いました(いい意味)。

長時間の拘束で子供のイライラが募り、バスの中で暴れ出しそうに

なるのをアンパンマンおせんべでなだめ…

 

ホテルに着くころにはヘトヘトでしたが、ご飯を食べに夜の街へ。

台湾人は夜行性らしく21時過ぎでも乳幼児がそこらじゅうに出歩いていました。

台湾に行ったら絶対に屋台や怪しい飲食店で食事をしてはならない。

おなかを壊すから!とめちゃくちゃ警戒していたのに、ダンナ(敬称略)が

激安(300円くらい)の鍋料理の店に入ってしまい、1歳児いるのに

よりによって鍋かよ!食べにくいし危ないしおなか壊す!と疲れからくる怒りがわきましたが

出てきた海鮮鍋を食べてみるとこれがうんまっ!

エビや魚、肉と野菜のほか、パッと見なんだかわからない食材の入った

ごった煮の鍋で、それ自体味はさっぱりしているのですが、ご自由にお使いくださいの

タレを入れると不思議なことにめちゃくちゃうまい。

ごはんもおかわり自由ですが、日本のようなお米ではなく甘みのない

パサパサしたごはんです。

子供はまずいご飯をもりもり食べていました。

おなかもなんとか壊さず済みました。

 

ホテルの朝食は付けてないので帰り道で見つけた大き目のパン屋さん

「フロリダベーカリー」で朝食のパンをいくつか購入。

 

泥のように眠りました。

 

つづきます。

 

連休が取れたので鬼怒川温泉に行ってきました。

温泉街はタイムストップ感が命だと思っています。

その点、鬼怒川はトップクラスのタイムストップ感です。

駅の周辺こそそこそこお店も観光客も集まっていますが

駅から離れれば離れるほど、バブル期に乱立したんであろう

バカでかいホテルが廃墟のままだったり、やってんだか

やってないんだかわからないパブやペンションが立ち並び

そのゴーストタウンぶりたるや身震いがするほどです。

悪口ではありません。

鬼怒川というのは縦に長く、中心地がいまいち定まらなかったため

バブル期こそ社内旅行の定番で相当栄えたようなのですが

今は大手の規模の大きいホテルしか生き残っておりません。

観光客はホテルの外でお金を落とすことをしないので

周辺の町も育たないわけです。

ほったらかしのまま朽ち果てていくホテルは、さながら

シャイニングのホテルのよう。

この町全体が放つ「しくじった感」がたまらないのです。

悪口ではありません。

 

 

安いプランで行ったんですが泊まった宿がなかなか

パンチが効いていました。

鬼怒川に面した非常にいい立地なのですが何もかもが

古臭く、長い年月の中で吹き溜まったモノがカオス化し

異様な雰囲気を放っていました。

10人くらい雑魚寝できそうな超広い部屋で、応接室が

付いていました。もう部屋余りまくってんでしょうね。

ここで数十年前は夜通し野球拳したオッパッピーな

オッケーバブリーがいたのでしょう。

子供は広い空間にはしゃいで走り回っていましたが

一瞬でも親の姿が見えないと火がついたように泣きました。

誰もいない方向に向かって「アンパンマン…」とつぶやいて

いたのがこわかったです。

 

 

そしてロビーにはここのオーナーが長年かけて集めたと

思われるファシリティーの数々。

卓球台・ギター・ウクレレ・琴・トランペット・バイオリン・

天体望遠鏡・ジュークボックス・キッズコーナー・竹馬・一輪車

フィットネスジム…

 

特にフィットネスコーナーは、ぶら下がり健康器から最新の

ワンダーコアまでフィットネスマシーンの変遷史となっていました。

 

なんだかもうすごいですよね。

ここおもしろいしめちゃくちゃ安いので、お嫌いじゃない方は

泊まってみてはいかがでしょう。

余計なサービス一切なしです。

絶景の宿 佳祥坊福松

※写真はだいぶ盛ってます↑

 

 

従妹の結婚式で、沖縄に行ってきました。

従妹は昔から賢くてしっかりした娘で東大を出てIT企業で
バリバリ働く今は、化粧っけもなくメガネをかけて
サバサバした感じの女性です。
普段はそんな感じなんですが、小さい時から上質な物に触れて
育っているし、ここぞというときにドレスアップしたりすると
上戸彩似の別人のように変身するのです。

なので結婚式がリッツカールトン沖縄というのもなんとなく
わかる気がしました。
お金のかけどころややる気の出しどころを知っているというか。
我が一家(と、ダンナさん)も日本各地から集まりましたが
リッツカールトンレベルのホテルに泊まるのは日本ではこの先ないだろうし
ただでさえ一年に家族ドンジャラが揃うことは滅多にないことです。

アジアンラグジュアリーテイストのリッツカールトン沖縄


ダンナさんが一日遅れて参加だったので、私は一泊だけこの部屋を
一人占め。。。本当に涙が出るほどのびのびしました。
衣類も荷物すべて散らかしてボロアパートの大家のおばあちゃんみたいな
肌着一枚で備え付けのネスプレッソ飲んで思いっきり屁をこいたり。
とても楽しかったです。
リッツカールトンは贅沢なアメニティも有名で、ごっそり持って帰りました。

結婚式が終わったあとも短い時間を使ってなんとか国際通りや首里城をチラ見。
最終日は、沖縄最強のパワースポットとして人気が高まっているらしい
斎場御獄(せいふぁーうたき)に行きました。
下心など、やましい気持ちで訪れるとダメ、入山する前に住所や氏名を名乗ってからと
注文の多いパワースポットでした。
場所自体は本当に沖縄らしい神秘的空気に包まれていて素晴らしいのですが
観光地化が急激に進んでいるらしく、はしゃいだおじさんたちのツアーや
中国・韓国の観光客などで混み合っていて魅力は半減。

沖縄土産といえばちんすこうか紅芋タルトで、自分はせっかくだからそれ以外を
お土産にしようと思って行きましたが、国際通りを何往復もしてわかったのは
結局なんだかんだいってちんすこうか紅芋タルトしかないってことでした。
そんな中でもよかったのは、塩の専門店まーすー屋
60種類ある「合わせ塩」が可愛くてお土産に最適です。
あと塩をかけて食べる塩ソフトが美味しかったです。

ソーキそばは同じく国際通りにある地元の人がおすすめするというお店
どらえもんが美味しかったです。
こちらも人気があるのかおばちゃんがワンオペで仕事に追われていました。

沖縄はちょうど知事選が行われていて、候補者たちはそれぞれのテーマカラーで
ももクロみたいでした。


 
時間は前後しますが、祖父の住む飛騨高山と下呂温泉に行ってきました。

祖父は今でも制作や仲間との付き合いなどで結構忙しく、
充実した毎日を送っているようで安心しました。
80代になっても忙しいと言える老後ってすばらしいな。
今忙しいのはあんまりうれしくないけど。

祖父の行きつけのif珈琲店に連れて行ってもらいました。
この喫茶店は知る人ぞ知る、清水ミチコさんのご実家です。
アンティークの壁掛け時計を所狭しと飾った内装、
店内にある絵もよく見ると和田誠さんの生絵だったり
可愛いオリジナルのカップやイスまで造らせています。
ここの先代(清水ミチコさんのお父上)は、祖父と懇意だった
そうですが、ほんとにセンスのいい粋な趣味人だったとか。
尾道なんかもそうですが観光地化が進むとぽっと出のなんちゃって
味あるでしょカフェだの店が乱立するようになるものですが、
こういうifみたいな本物の店が高山にはまだ残されているのがいいですね。


次の日ははじめて下呂温泉の日帰り温泉を体験してきました。
バブルの匂いのプンプンする無駄に豪華なホテルで温泉とランチだけ。
そのホテルでは定期的にタイのニューハーフのショーが行われるようで
それが当たり前みたいになってる雰囲気がすごかったです。
下呂では少し時間があったので、下呂のテーマパーク「温泉合掌村」へ。


100円で乗れるなぞのロング滑り台があったり、全くカオスです。

滑りました。

寒くて寒くて倒れそうになりましたが、駅前で入った
軽食喫茶「yoshimaru」というお店がとてもよかった。

   
ゲーム機のテーブルがありました。
気さくなマスターが出してくれたカフェオレは今まで
どんな店で出てきたのよりも超アツアツで、ちょっとした
お菓子までつけてくれて、冷え切った体にしみわたりました。
こんなに熱くて美味しいカフェオレ、「下呂オレ」と呼んでいいでしょう。

そういえばお笑い芸人の流れ星の二人は、二人とも下呂出身で
父と同じ岐阜県立斐太高等学校(白線流しで有名)だそうです。


下呂温泉は思ったとおりのタイムストップ郷で、大変気に入りました。
鬼怒川温泉もそうでしたが、私は箱根や草津なんかよりこういう
どうしょうもない負け組温泉が大好きです。
温泉街は寂しくて古臭ければ古臭いほどいいものです。

天然っぷりに気がつかないまま「変な努力をしない街」が好きです。
街よ、目覚めるな。です。
ありのままであり続ける方がずっと大変だからです。