新年もさらっと迎えてしまいましたね。

今年もよろしくお願いいたします。

 

昨年の一大事としては、なんといっても子供が保育園に

通いはじめたことと、私も会社に通いはじめたことです。

私にとっては本当に最高の保育園に巡り合えたので

KANSHAです。

職場も幸い大きな配置転換もなく、周りの協力があって

なんとか回っています(業務量は多いですが)。

 

パラパラの方面ではほとんど新作を出すことができませんでしたし

展示の参加も最低限でしたが、東海地方に取引が増えたりと

ARIGATAIこともありました。

とにかく一年に最低一作は新作を!という定量でやっていきたいと

思います。

 

プライベートでは、昨年末に祖父が亡くなったことが一番大きいです。

飛騨高山で画家兼グラフィックデザイナーであった祖父は、私が

この世でもっとも尊敬していた人でした。

その仕事のすばらしさはもとより、人間的にもおだやかでありながら

ユーモアに富み、どんな人にも慕われる人柄でした。

ひ孫の顔を数回見てもらうことができたことだけが救いです。

まだまだ寂しさからは抜け出せませんが、少しでも祖父のDNAを引き継いで

制作を続けていきたいと思います。

 

息子(一歳11か月)の一年はほぼ電車一色でした。

プラレールなど本物に近いおもちゃも与えてしまったので、イマジネーションが

衰退したかなと思ったんですが、電車好きの子はやっぱりなんでも電車に

見えてしまうようで、ファミリーレストランの調味料もこまちとはやぶさに

見立てていました。

 

ちなみに2017年のカレンダーは伊東屋で買いました。

日本の狭い住宅事情に、極細カレンダーが

フィットしています。

 

子育てのデメリットの一つとして胃腸炎から逃れられない、

というのもあると思います。

私はOUT恐怖症なので本当につらいです。

自宅育児をしていた昨年冬にも一度やらかしていますが

幸いそのときは子供からうつっても私がウンコをもらした

程度で済んだのですが、今年の冬は集団生活をはじめているので

毎日戦々恐々としていました。

 

Nウィルス(打つのもこわい)に効果があると立証されている

ラクトフェリンは10月頃から毎日飲んでおり、冬本番になったら

サプリメントを細かく砕いてヨーグルトに混ぜて本人にも

飲ませています。

 

そのおかげかはわかりませんが、保育園での胃腸炎流行第一波には

乗らずに済みました。

しかし胃腸炎の集団感染は二段階があり、二段目は胃腸炎を発症した

子らがまだ若干の菌を保持したまま復帰してきたときなんですね。

おそらく子供はそれにやられたのか、週の中盤から急に食欲が落ち

園でお昼寝中に一回OUT。

そして白っぽい便が続いたためにロタウイルスを危惧した先生から

ついに呼び出し。

白ウンチをGAPの紙袋に入れて持ったまま小児科へ直行しました。

せっかく持参した白ウンチを診てもらうことはなく、恐らく

ロタウイルスだろうということで整腸剤のみもらいました。

ロタのいいところは大人にはあまりうつらず、うつってもごく軽症で

済むというところです。

それでも一応処理はNと同じレベルでやらなければいけないですから

家でもリビングで一回、ふとんで一回OUTしたときは気を付けて

対処しました。

いつでも手の届くところにOUT処理セット。


 

子供は1週間ほど嘔吐と下痢がダラダラ続きましたが、すっかり

回復してから揚げをもりもり食べています。

ロタウイルスは小さい子供はほとんど一度はかかるといわれている

メジャーな胃腸炎なのですが、予防ワクチンが出ており3回で

3万くらいするんですが0歳のころに接種していました。

3万て今だったらひるむ費用ですけど、まともにかかるとOUTは

5回以上、GERIは10回以上、入院することもあるというロタですから

やっぱり受けておいてよかったです。

しかし大人は軽症で済むとはいえ、やはり私にも影響は出てしまい、

胃痛と吐き気で苦しいクリスマスイヴでした。

しかし会社ではクリスマスの抽選会をしたりなかなかハードで

帰る頃には何度も途中下車して休みながら帰宅するほどでした。

 

やってみて思うんですけどこれ絶対に感染しないように

GEROの処理するなんて無理だわ…。

いくら手袋やマスクしてハイターなどで殺菌しても、こどもの

手についたGEROは?抱っこして風呂場に連れていくあいだに

自分の衣服にも菌が付くだろうし。

Nなどが家庭内でパンデミックして一人だけかからなかった場合は

処理がうまくいったからではなくて元々のその人の体質だった

だけなんじゃないかと思います。

もうこれは普段のラクトフェリンと神に頼むしかないね…。

 

出版業界における雑誌の売上がついに書籍の売上を

下回ったんだそうで、本当に雑誌が売れない時代なんだなぁと

思います。

雑誌が一番売れてたのが90年代の後半で、私なんてまさに

雑誌世代ですから感慨深いものがありますね。

一昔前はどの雑誌を読んでいるかがその人のステイタスや

ライフスタイル、趣味嗜好を表現するものの一つだったんですけどね。

私は高校時代はファッション誌はCUTIE、olive、音楽はロッキングオンジャパンでした。

スタジオボイスやSWITCHも好きでした。

オラは青森さいるげどトーキョーのカルチャーにゃくわしんだど!という

意気込みでしたね。

今は雑誌は図書館で借りるだけ。その中でもあったら必ず借りるのが

LEEと、2014年に創刊されたCHANTOです。

常に時短がテーマのCHANTO

 

田丸麻紀がイメージキャラクターってどこに需要があるのかわからないけど

oggiやSTORYは目の保養に立ち読み程度。

LEEとCHANTOはそこまで所帯じみてもなく、働く女性には実用的な

内容なので読み応えがあります。

あとCHANTOは季節関係なく1に時短!2に時短!3、4がなくて

5に時短!な内容なので、冬に夏号しか図書館になくてもあんまり

季節外れ感がありません。なんと前身はあの「すてきな奥さん」。

家族のために手の込んだレシピを真似て、よくわからん手作り

レジ袋入れとか作っていた昭和のすてきな奥さんも

今となっては頭の中は断捨離と時短のことばかりですよ。

 

私もCHAN奥に倣っておすすめの時短グッズを紹介しておきますね。

まずはこちら。その名も「ズボラーネット」。ニトリで売っています。

これは洗濯カゴと洗濯ネットがランドリーバッグが一体化したもので、

洗濯物をこの中に入れて口を閉じればそのまま洗濯機にかけられ、

終わったらそのまま持って干しにいけるという優れもの。

1日置きに子供の保育園関連の洗濯をすることにしてるんですが

子供の分だけこのズボラーネットを使えばかなり楽になりました。

 

続いてこちら。リッチェルの折りたためる洗い桶。

洗い物をその都度洗って水切りラックに入れるのがしこたま

面倒なので、一日分の洗い物をこの洗い桶の中に漬けておきます。

結構大きいので余裕です。そして晩御飯が終わったらすべて

食洗器に入れてしまうことにしました。

つけ置きしてる間に汚れもある程度落ちているので予洗いも

そんなに必要ありません。

使わないときは折りたたんで立てかけておくこともできます。

 

そしてこちら。エルセーヴの洗わないシャンプーです。

クレンジングクリームというものなのですが、泡立たない

クリーム状で、シャンプーとトリートメントとアウトバスオイルが

一つになっています。日本人は髪洗いすぎなんだってさ。

休みの日だけちゃんとシャンプーしますが、平日はこれと

ママバターのクレンジングミルクで顔も髪も洗わないことにしました。

入浴時間が5分以上縮まりました。使用感もいいです。

 

アプリ部門では電車の窓に貼ってあった広告にまんまと乗せられ

これを使い始めました。

タイムツリー

予定表を複数人で共有できるアプリです。

私はシフト制の仕事なのでダンナに一日子供をみてもらう日や

土曜保育をお願いする日などスケジュールが複雑化してしまうので

それを共有するうえでかなり役立っています。

忘れがちな保育園の行事や夕飯のあるなしなども記録できます。

 

死ぬほど悩ましい日々の献立つくりにはこちらを参考にしています。

オー!ガニック

おまかせや検索機能で献立を提案してくれます。

副菜や汁物もセットになっていますし、引っ張るだけで

何度でも献立を再提案してくれるので、「ちょっとこれは

無理そうだなー」と思っても大丈夫。

メシマズにはありがたいアプリです。

 

まあこんなところで日々数秒数分を削りながらなんとか暮らしています。

一番の雑誌の衰退の原因は、雑誌の宣伝くさい記事よりもこんな風に

一般人のブログでリアルな情報を集めたり、SNSで流行っている物の

方が雑誌に載っているより素敵に見えるようになってしまったせい

なんですかね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨今やたらと流行っているパーソナルカラーと骨格診断。

骨格診断は最近出てきたやつですが、パーソナルカラーは

ブーム再燃といったところでしょうか。

若い子中心にすごく盛り上がっていますよね。

動物占いみたいな感覚なんでしょうか。

 

うちの会社でも早くから専門スタッフを配置して

パーソナルカラー診断を無料で行っていたんですが

今になってものすごい人気なんだそうですよ。

まあ流行りものだからそのあと購入にはなかなか

つながらないらしいのですが。

 

私も仕事を口実に診断してもらうことができました。

結果は「オータム」。そんなの前からわかってた。

自己診断でもオータムしかありえないと思っていましたが

担当の方いわく「わかりやすいど真ん中オータム」だそうです。

オータムというのはいわゆる秋色、くすんでたり濁っていたり

落ち着いていたり、「地味で汚い色」が似合うタイプです。

意外にも日本人の10%しかいないというマイノリティなんだ

そうですよ(東南アジアとかに多いのかな…)。

自分にはパステルカラーやペールトーンの服は似合わないことは

さすがに36年生きているのでわかっていましたが、

実際カラーケープを当ててみて新たにわかったのが

柿色みたいなオレンジとビリヤード台みたいな

グリーンがとくに似合うということでした。

嫌いじゃないのでオッケーです。

 

ただ困ったことに、骨格診断の方はウェーブなんだそうです。

私は体格的には女性らしいフェミニンな服装、フリルのついた

ブラウスやらフレアースカートやら、イメージするなら

朝の番組ZIPに無駄にいっぱいいる量産型の女子アナみたいな

格好が似合うんだそうですよ。

真ん中のコーディネートがウェーブなんですが、自分の好みは絶対にほかの二つなんですよね。

 

似合う色(服)=好きな色(服)でないということで、結婚指輪も

シルバーのプラチナにしてしまったし(オータムにはゴールドの方が似合う)、

女子アナみたいな恰好はしたくないしで余計迷いが増えてしまった感があります。

 

まあでも秋の食べ物が一番好きだし、これからの人生はドドメ色を着て

生きていこうと思います。

 

 


20代の頃から3〜4年ごとにリピートし続けたHIROKO HAYASHIの

財布をこのたび卒業することにしました。

 

今使っていた長財布も4年目くらい。だいぶくたびれてきたので

また当然のようにHIROKO HAYASHIで新調しようと思ったのですが

私の使っていたシリーズがマイナーチェンジをしていた!

HIROKO HAYASHIといえば折り紙の箱のような造りでがばっと

開き、小銭などが超絶取り出しやすいのが特徴でした。

横から見たところ。

 

ですが、私のほしい長財布をオンラインショップで

見たらこんな風になっていました。

・・・これではただの長財布。

 

質感とかはやはり他に類を見ないものなのですが、ただの長財布に

3万5千円はちょっと高いし(私にとっては)、長財布に飽きてきたという

ところもありました。

 

そこで今度はガラッと形も色も変えて、フルラの二つ折り財布にしてみました。

中はこんな感じで普通の2つ折りです。

が、ボリュームが結構あってたくさん入るし色もグレーがかった

トープ色で好きな色味です。

 

迷信かもしれませんが財布を買ったら中に自分にとっての

大金を入れ、暗いところで9日間寝かし、「一粒万倍日」に

おろすというのをやってみました。

まずは30万を買ったばかりの財布に入れ、暗い引き出しの中に

9日間コトコト寝かせました。

そして11/24の一粒万倍日に古い財布から中身をすべて入れ替え

使い始めました。

一粒万倍日とは一粒が万倍にもなるという縁起のいい日の極みだそうで

新しいことをはじめたりするのにはいいのだそう。

暦にもポイント三倍デーみたいな日があるんですね。

財布の色も風水的に茶色は地道に貯金ができる色だそうです。

だから!ここまでしたんだから!お金貯まらないかなー!?

 

 

冷え込みと乾燥が厳しくなってきましたね。

 

化粧品のキュレル揃え、オーガニック揃えで顔の肌荒れ

手荒れなどはだいぶ改善されてきました。

ところが今度は息子の手荒れと全身のカサカサが気になるように。

保育園ではことあるごとに容赦なくゴシゴシ手を洗われて保湿もしませんからね。

皮膚科でもらった保湿剤を使ってもあまり改善が見られなかったんですが

ボディソープを替えたらよくなってきました。

CMしてるのがビロ末なんでちょっとイヤですが、息子のボディがかなり

しっとりしてきました。

子供の体なら2プッシュくらいで全身洗えます。

 

 

私はというと引き続き顔を洗いたくない運動継続中で、ピーリングシートが

ダメになってしまった今、ダブル洗顔不要のクレンジングクリームが

いい感じです。

今までクレンジングオイルでメイクを落としてから、洗顔ネットで

泡立てて顔を洗ってたんですが、このママバターのクレンジングミルクは

メイク落としの工程だけで洗顔しなくていいのでかなりの時短。

 

 

続いて冷えの対策なんですが、息子は絶対に布団をかけないスタンスなので

寝冷えからの風邪が続いて困っていました。

足つきのパジャマとスリーパーで対応していますが、想像以上にガスパッチョでした。

足つきのパジャマは80サイズまでは流通していますがそれ以上になると

売ってないので来年の冬も布団をかけてくれなかったらどうしよう。

 

私も冷え性なので冬場は足が冷えてなかなか寝つけない毎日だったんですが

今twitterで話題になっている養命酒酒造の「フルーツとハーブのお酒」を

ほんのちょっとお湯で割って寝る前に飲むと、身体がジンジンあったまってきて

熟睡でき、さらに翌日の肌の調子もいいとか。

実はこの商品、以前仕事でたくさん仕入れてしまったんですが、売場に

問い合わせると全然売れ残っているとのこと。

さすがSNSの影響が全然ない我が社!責任を取る意味もあって3種類の味

すべて買ってきました。

確かに飲んだらすぐに体が温まってきて寝つきがよくなりました。

お酒は弱い方じゃないんですが何この効果。

脱法ハーブでしょうか。

 

 

一歳8か月になった息子の電車好きが日々深刻化しています。

元々町で電車を見かけると興味深そうに眺めてはいたのですが、

三か月前のある日、ダンナ(敬称略)が私物の電車のDVDを

見せてしまったのがそもそものはじまり。

「求めていたものはコレだ!!」

ミッシングピースがハマったというのでしょうか、それ以来片時も電車のことを

忘れたことがなさそうです。

飛行機や車も好きですが電車が本命で、中でも新幹線は別格のようです。

息子が新幹線を崇拝する姿を見ていると、私も不思議と新幹線が

イケメンに見えてきました。

 

そこに来てマクドナルドハッピーセットがプラレールですよ。

 

さすがに本物のプラレールを導入する勇気はありませんが、息子があまりにも

夢中なもので、荒川遊園近くにあるプラレールカフェに連れて行きました。

パッと見は普通のかわいいカフェなのですが、店内に入るとこうなっています。

 

ほとんど2歳以上の子で、息子は一番ちびっこいくせに懸命に背伸びして

喰らいついていっています。

プラレールがシャーシャー走る音で落ち着かないし、メニューはごく普通なんですが

子供たちにとってはプライスレスなカフェみたいですね。

休日の昼時は90分待ちだかでした。

 

そのほかにもこんな風に多線路が見渡せる横断橋や、

じーーーーーー

 

荒川線のミニ博物館なんかもあり、

じーーーーーーーーーー

 

 

荒川遊園付近(尾久あたり)は電車好きの子供がいるなら

かなり穴場です。

尾久とか田端あたりって沿線の中でも存在意義がわからないとか

言ってナメられてますけど…。

 

 

それにしても知らず知らずに多少の誘導はあったかもしれないけど

なんでこんなに生まれながらにして電車に惹かれるのか、

それも男の子はある一定の時期に差し掛かるとほとんどみんな。

不思議でしょうがないですけどね、前回も似たようなこと書きましたが

子供のころの自分は今の自分の先輩だ、という超理論でいくとわかる

わけですよ。

大昔電車の原型を作ったのは恐らく男性ですから、みんな自分が

好きだったものを現出させてるんだから、子供がそれに惹かれるのは

当たり前なんですね。

 

息子はこのまま鉄の道を歩むか、どこかで卒業してしまうのか、

わかりませんが、ある程度は電車好きのまま行ってほしい気もします。

 

 

季節の変わり目なのか、疲れやストレスが溜まっているのか

年齢のせいなのか、そのすべてなのかわかりませんが

ここ一か月くらい顔にピリピリとした刺激と赤みが出て

なかなか治りません。

 

一つ原因として思い当たるのは、勤めはじめてから

私のズボラ魂に火をつけたエテュセのピーリングシートです。

これ実際すべすべになるしすっきりするしかなり重宝して

おすすめしたりしていたんですが、これのせいで皮膚が

薄くなり炎症を起こしやすくなった可能性が…

使用を中止し、今まで使ったことのなかったキュレルの

シリーズを揃えてみました。

シャンプーは意外と泡立ちがよく、そこそこしっとりと

まとまるので使い続けてみようかと思います。

パッケージもシンプルだし、詰め替え用が安いです。

 

下地クリームとファンデーションもキュレルに。

チークはキュレルにはなかったので、ベアミネラルに。

ほんとは流行りのMIMCがほしかったですが高いので

やめました。

 

さらに手荒れも悪化の一途だったのでミヨシの食器洗い用洗剤を

買ってみました。

手にはやさしいのですが、油汚れにはやっぱり弱い。ちょっとでも

油っぽいものを洗ったあとは被膜感が残ってしまいます。

油汚れだけは普通の洗剤で手袋をして洗うしかないのか。。。

(だがそれがめんどくさい)

 

髪につけるスタイリング剤はいつも行ってる美容院でおすすめされた

ダヴィネスのオーセンティックバター。

そこの美容院は施術のたびにポイントが貯まるので、ポイントで

買えました。イタリアのオーガニックブランドだそうです。

ジョンマスターよりは俗っぽい香りです。

私の髪質にはオイルの方が合ってたかな?とちょっと思いましたが

これなら気分転換に何回かつけなおしてもいいもしれません。

手も洗わなくていいし。(結局そこ)

 

世の中は年を取った女性は面の皮は3ミリ、心臓の毛もモジャモジャに

なるから多少雑に扱ってもいいという感じですが、私の体感では

フィジカル・メンタルともに年を取るほど打たれ弱くなる気がしますよ。

若い頃は肌荒れなんて1日ぐっすり寝たら回復してましたからね。

自分にも積極的にやさしくしていかないとダメかもしれません。

 

大学時代の担当教官にすすめられ、一度訪れてみたかった

栃木の那珂川町というところにある美術館「もうひとつの美術館」に

行ってみました。

 

 

明治36年から平成13年まで現存していた小学校の廃校を利用しています。

風の又三郎の世界ですよ。どっどどうど…

建物の外にも至る所に作家の作品とおぼしき陶器の動物やら人形みたいなものが。

校舎の入口を通ると壁に一面描かれたコラージュのようなカラフルな絵。

手前にはギャラリーショップと受付、事務所がありました。

 

展示スペースは元教室。

そのときやっていたのは栃木県足利と岩手県花巻にある二つの施設

「ルンビニー園」に所属する作家たちの作品を集めた展示でした。

年代も性別もばらばらの作家たちなのですが、とにかくどれもこれも

クセがすごすぎて、これが誰の真似でもない(本人は何かを模写している

ものもあるのですが)ということにまず感動します。

 

またこの美術館の館長の女性が一人一人の作品についてつけた

短いコメントがまたよくて、それを読むとまた見えるものも違ってきました。

 

<コメント抜粋>

ずっと部屋で自分一人のためにノートに人の顔を描いていました。

その作品が多くの人の注目を集め、海外でも評価されるようになりましたが

本人はそういったことには関心を示さず淡々と制作していました。

おそらくもっと大切なこと、希求してしていたことがあったのではないかと思います。

 

ペンや鉛筆をもつと不思議な線を書き連ねていきます。描かれているひとつひとつの

部分は字のようにも見えますが、本人に何を描いたのか訊くといつも「おかあさん」と

言います。どこがどう母親なのかは本人にしかわからないことです。

 

彼の手の中で粘土は命を宿し、動物や女性のかたちを為す。もっとリアルに形や

躍動感を再現できる作り手はきっといるに違いない。それでも彼の産み出す動物たちは

私たちが知ってるリアルさはないが、その動物の本質を徹底的にかたどっている

ように感じられる。

 

自然や身の回りのものを必死に模写したり、悩んでは消し、消してはまた描きを

延々と繰り返す作家もいたそうです。

誰に頼まれたわけでもない、なんの下心もない創作活動に一体どんな試行錯誤が

あるのか興味が尽きません。

粘土の動物は村井洋さんという人の作品。もうひとつの美術館の中でもアイコン的に

各所に散らばっていました。そのフォルムは館長さんのいうとおり、無邪気で

デフォルメされすぎた形のように見えるのですが、もうなんかすげえかわいいんですよ。

アウトサイダーアートこそ真の芸術だ、と私なんかは思うのですが、そうやって

区別することはかえってよくないのかもしれません。

健常者も、障害のある人もみんな表現すればええやん。それがアートやん。という方が

彼らにとって一番しっくりくるスタンスなのでしょう。

 

が、しかしやっぱりどうしったって絶対に敵わない「なにか」を彼らは持っているわけで

ただただ圧倒される美術館です。

栃木県の里山の中にあり、アクセスはよくありませんが定期的に気合の入った

展示を行っていますので、ぜひ一度訪れてみてください。

校庭で風の又三郎ゴッコもできますよ。

 

 

 

連休が取れたので鬼怒川温泉に行ってきました。

温泉街はタイムストップ感が命だと思っています。

その点、鬼怒川はトップクラスのタイムストップ感です。

駅の周辺こそそこそこお店も観光客も集まっていますが

駅から離れれば離れるほど、バブル期に乱立したんであろう

バカでかいホテルが廃墟のままだったり、やってんだか

やってないんだかわからないパブやペンションが立ち並び

そのゴーストタウンぶりたるや身震いがするほどです。

悪口ではありません。

鬼怒川というのは縦に長く、中心地がいまいち定まらなかったため

バブル期こそ社内旅行の定番で相当栄えたようなのですが

今は大手の規模の大きいホテルしか生き残っておりません。

観光客はホテルの外でお金を落とすことをしないので

周辺の町も育たないわけです。

ほったらかしのまま朽ち果てていくホテルは、さながら

シャイニングのホテルのよう。

この町全体が放つ「しくじった感」がたまらないのです。

悪口ではありません。

 

 

安いプランで行ったんですが泊まった宿がなかなか

パンチが効いていました。

鬼怒川に面した非常にいい立地なのですが何もかもが

古臭く、長い年月の中で吹き溜まったモノがカオス化し

異様な雰囲気を放っていました。

10人くらい雑魚寝できそうな超広い部屋で、応接室が

付いていました。もう部屋余りまくってんでしょうね。

ここで数十年前は夜通し野球拳したオッパッピーな

オッケーバブリーがいたのでしょう。

子供は広い空間にはしゃいで走り回っていましたが

一瞬でも親の姿が見えないと火がついたように泣きました。

誰もいない方向に向かって「アンパンマン…」とつぶやいて

いたのがこわかったです。

 

 

そしてロビーにはここのオーナーが長年かけて集めたと

思われるファシリティーの数々。

卓球台・ギター・ウクレレ・琴・トランペット・バイオリン・

天体望遠鏡・ジュークボックス・キッズコーナー・竹馬・一輪車

フィットネスジム…

 

特にフィットネスコーナーは、ぶら下がり健康器から最新の

ワンダーコアまでフィットネスマシーンの変遷史となっていました。

 

なんだかもうすごいですよね。

ここおもしろいしめちゃくちゃ安いので、お嫌いじゃない方は

泊まってみてはいかがでしょう。

余計なサービス一切なしです。

絶景の宿 佳祥坊福松

※写真はだいぶ盛ってます↑