大学時代の担当教官にすすめられ、一度訪れてみたかった

栃木の那珂川町というところにある美術館「もうひとつの美術館」に

行ってみました。

 

 

明治36年から平成13年まで現存していた小学校の廃校を利用しています。

風の又三郎の世界ですよ。どっどどうど…

建物の外にも至る所に作家の作品とおぼしき陶器の動物やら人形みたいなものが。

校舎の入口を通ると壁に一面描かれたコラージュのようなカラフルな絵。

手前にはギャラリーショップと受付、事務所がありました。

 

展示スペースは元教室。

そのときやっていたのは栃木県足利と岩手県花巻にある二つの施設

「ルンビニー園」に所属する作家たちの作品を集めた展示でした。

年代も性別もばらばらの作家たちなのですが、とにかくどれもこれも

クセがすごすぎて、これが誰の真似でもない(本人は何かを模写している

ものもあるのですが)ということにまず感動します。

 

またこの美術館の館長の女性が一人一人の作品についてつけた

短いコメントがまたよくて、それを読むとまた見えるものも違ってきました。

 

<コメント抜粋>

ずっと部屋で自分一人のためにノートに人の顔を描いていました。

その作品が多くの人の注目を集め、海外でも評価されるようになりましたが

本人はそういったことには関心を示さず淡々と制作していました。

おそらくもっと大切なこと、希求してしていたことがあったのではないかと思います。

 

ペンや鉛筆をもつと不思議な線を書き連ねていきます。描かれているひとつひとつの

部分は字のようにも見えますが、本人に何を描いたのか訊くといつも「おかあさん」と

言います。どこがどう母親なのかは本人にしかわからないことです。

 

彼の手の中で粘土は命を宿し、動物や女性のかたちを為す。もっとリアルに形や

躍動感を再現できる作り手はきっといるに違いない。それでも彼の産み出す動物たちは

私たちが知ってるリアルさはないが、その動物の本質を徹底的にかたどっている

ように感じられる。

 

自然や身の回りのものを必死に模写したり、悩んでは消し、消してはまた描きを

延々と繰り返す作家もいたそうです。

誰に頼まれたわけでもない、なんの下心もない創作活動に一体どんな試行錯誤が

あるのか興味が尽きません。

粘土の動物は村井洋さんという人の作品。もうひとつの美術館の中でもアイコン的に

各所に散らばっていました。そのフォルムは館長さんのいうとおり、無邪気で

デフォルメされすぎた形のように見えるのですが、もうなんかすげえかわいいんですよ。

アウトサイダーアートこそ真の芸術だ、と私なんかは思うのですが、そうやって

区別することはかえってよくないのかもしれません。

健常者も、障害のある人もみんな表現すればええやん。それがアートやん。という方が

彼らにとって一番しっくりくるスタンスなのでしょう。

 

が、しかしやっぱりどうしったって絶対に敵わない「なにか」を彼らは持っているわけで

ただただ圧倒される美術館です。

栃木県の里山の中にあり、アクセスはよくありませんが定期的に気合の入った

展示を行っていますので、ぜひ一度訪れてみてください。

校庭で風の又三郎ゴッコもできますよ。

 

 

 

連休が取れたので鬼怒川温泉に行ってきました。

温泉街はタイムストップ感が命だと思っています。

その点、鬼怒川はトップクラスのタイムストップ感です。

駅の周辺こそそこそこお店も観光客も集まっていますが

駅から離れれば離れるほど、バブル期に乱立したんであろう

バカでかいホテルが廃墟のままだったり、やってんだか

やってないんだかわからないパブやペンションが立ち並び

そのゴーストタウンぶりたるや身震いがするほどです。

悪口ではありません。

鬼怒川というのは縦に長く、中心地がいまいち定まらなかったため

バブル期こそ社内旅行の定番で相当栄えたようなのですが

今は大手の規模の大きいホテルしか生き残っておりません。

観光客はホテルの外でお金を落とすことをしないので

周辺の町も育たないわけです。

ほったらかしのまま朽ち果てていくホテルは、さながら

シャイニングのホテルのよう。

この町全体が放つ「しくじった感」がたまらないのです。

悪口ではありません。

 

 

安いプランで行ったんですが泊まった宿がなかなか

パンチが効いていました。

鬼怒川に面した非常にいい立地なのですが何もかもが

古臭く、長い年月の中で吹き溜まったモノがカオス化し

異様な雰囲気を放っていました。

10人くらい雑魚寝できそうな超広い部屋で、応接室が

付いていました。もう部屋余りまくってんでしょうね。

ここで数十年前は夜通し野球拳したオッパッピーな

オッケーバブリーがいたのでしょう。

子供は広い空間にはしゃいで走り回っていましたが

一瞬でも親の姿が見えないと火がついたように泣きました。

誰もいない方向に向かって「アンパンマン…」とつぶやいて

いたのがこわかったです。

 

 

そしてロビーにはここのオーナーが長年かけて集めたと

思われるファシリティーの数々。

卓球台・ギター・ウクレレ・琴・トランペット・バイオリン・

天体望遠鏡・ジュークボックス・キッズコーナー・竹馬・一輪車

フィットネスジム…

 

特にフィットネスコーナーは、ぶら下がり健康器から最新の

ワンダーコアまでフィットネスマシーンの変遷史となっていました。

 

なんだかもうすごいですよね。

ここおもしろいしめちゃくちゃ安いので、お嫌いじゃない方は

泊まってみてはいかがでしょう。

余計なサービス一切なしです。

絶景の宿 佳祥坊福松

※写真はだいぶ盛ってます↑

 

 

仕事のためもあって、マーケティングの本を何冊か読みました。

 


これはタイトルに惹かれました。

なんかヒット商品やプロモーションを考えるとき、「みんなこういうの好きかな」って

どうしても広く浅く考えてしまうんだけど、もうそういうのは古いんだと。

誰か一人の好みやニーズを完全につかんだら、それと同じ人がきっと100万人

いるだろうという考え方です。

ダサピンク問題とかあるじゃないですか。自分自身はモノトーンとか、トープみたいな

曖昧なくすんだ色が好きなんですけど、女性向けの商品を考えるときなんとなく

いつも鮮やかなピンクだの、カエルみたいなグリーンにしてしまう、みたいな。

安っぽい商品の典型的な二大色ですよね、ピンクとグリーン。自分じゃ絶対に選びません。

内容はさらっとマーケティングのセオリーのおいしいところだけ

かいつまんだような内容で理想論的でしたが、入門書としては読みやすくてなかなか。

その本の中に紹介してあって興味を持ったこちらの本はすごくおもしろかったです↓

 

グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ。

外人が書いた本ですが糸井重里さんが監修をしています。

グレイトフルデッドってあのクマのマークの昔からあるバンドですけど、

ぱっとメンバーの顔が思い浮かんだり、代表曲が言える人は一般的には

なかなかいないと思います。

ところが実はこの人たちはものすごい世界中にコアなファンを獲得していて、

興業的にはビートルズやローリングストーンズをはるかにしのいでいるんだそうです。

そのグレイトフルデッドの何もかもが先進的な方法論がわかりやすく解説されています。

非常にためになりました。

たとえばパソコンすらなかった時代に手紙やハガキで顧客情報を入手し、管理をしていたとか。

そして定期的に送られてくる会報には、専門家が考えた宣伝文句じゃなくメンバーの

素の言葉でパーソナルな内容が書かれており、顧客とのエンゲージメントをしっかりと

確立していたとか。

そしてほとんどのミュージシャンが自分の音源に規制をかけて流出しないようにする中

グレイトフルデッドはファンにライブを自由に録音させ、それをシェアさせていた。

ファンが自分で作ったオリジナルのテープが広まり、どんどんファンを増やしていたとか。

まさにフリー&シェアの先駆けですね。

 

 

長いタイトルの本。

今をときめくイケイケマーケターと、LINEの田端信太郎の共著。

これは読んでるうちにムカついてきました。

言わんとしていることはわかる、もっともなんでしょうけど要は自分たちが

当たった方法、儲けた手法をドヤ顔で後出し解説するというものです。

結局のところ、何が当たるかはやってみないとわからないじゃないですか。

そして狙えば狙うほどいいとは限らないのがこの社会。

たとえばどっかの学生生協かなんかでプリンの大量誤発注がツイッターで

広まって完売したとかいう話がありましたけど、あれを狙ってやるなんて

ほんとゲスいですよ。

それはこれがこうだったからよかったんだとか後からこじつけてもあんまり

意味がないかなと。

 

 

何冊か読んでみてそれなりに勉強になったし、理解もできたような気がしますけど

なんだかんだ言って、やってみたいことやるのが一番なんじゃないでしょうかね。

グレイトフルデッドだってきっと、顧客がどうのフリー&シェアがどうのと

考えてやってたわけじゃないと思うんですよ。

自分たちがしっくりくるやり方でやってたら、それがうまくいっただけのことかと。

いかんせん、人が人を動かすというのはおこがましく傲慢なことだなと思います。


昔から同じ用途のものをやたらといろいろ試してしまう癖が

あるのですが、子供のアイテムにも表れています。

例えば水分を補給するための「マグ」。

こちらは段階ごとにいろいろなメイカーからたくさんの

種類が出ています。

 

私がこれまでに購入したマグはこれだけです。

123

45

1ははじめてストロー飲みに挑戦する赤ちゃんのために、押すと圧力でストローから

ピュっと出てくる仕組みになっています。おかげで息子はすぐにストロー飲みを

習得しました。

2はoxoのものでちょっと高くてオシャレなのですが、とにかく漏れるのと

子供が持つにしては重いのであまり使い勝手はよくなかったです。

何を思ったから電子レンジで滅菌したら溶けてしまったのでサヨナラしました。

3は飲む量が増えてきたので、出先などでは容量が多い方がいいかもと思って

買いましたが、食べ物などが逆流して中にカスが入ってしまい不衛生です。

中身も小まめに入れ替えた方がいいようなので、マグに関しては大は小を

兼ねないということを学びました。

4は500円くらいと安いのに今一番活躍しているお気に入りです。

ストローが特殊で弁のようなものが付いていて逆流しないし、ストローを

出したまま倒したりしても中身がほとんど漏れません。

多少吸うのに力が要るのでおかげで息子はすごい吸引力になりました。

一度なくしているので二代目です。

そして最近新たに加わったのが5なんですが、これはスパウトと言ってまだ

哺乳瓶しか吸えない一番初期の段階の飲み口です。

息子はベテランのストロー吸いなのにまさかの後退。

それはなぜかというと、最近暑くて寝る前や夜中、朝方などにベッドに

寝ながらお茶を飲みたがるようになりました。

いつも通り4で与えていたんですが、寝っ転がってるから出てこないんですね。

そこでスパウトタイプにしてみたら寝ながらこぼさずごくごく飲むことに成功!

普段もストローよりも豪快にコップスタイルでぐびぐび飲む方が性に合ってる

みたいなので、スパウトなかなか使えます。

テテオのはデザインも高級感があって可愛いです。

 

以上のような感じで飲み物に関しては多少こぼすこともあるけどいろいろな

飲み方が上手にできているし、水かお茶が好きでジュースなどはほしがりません。

牛乳・豆乳は大好きで特に悩みはないのですが、問題は食べ物の方。

本当になかなか食べてくれません。

卒乳して保育園に行くようになったのでだいぶマシにはなったのですが

典型的な保育園では食べるのに家では食べないパターン。

保育園で出て完食した食材を同じように調理してあげてみても食べない。

昨日まで好物だったものも急にほしがらなくなる。

鉄板だと思ってたくさん作って冷凍したりした途端に見向きもしなくなる。

おちょくられてるとしか思えないのです。

幼児食の本を参考にいろいろ試したりもしましたけど、時間かけて

作った料理やおやつがゴミ箱行きになるのを見るにつけ段々病んできて

しまいました。

もう年齢的には大人と同じものを食べられるはずなので、もう息子のために

わざわざ作るのはやめ、我々用に作ったメニューを食べさせてみて

食べなくても気にしないようにしたいです。

ですがなかなか気にしないのは難しくて、息子が食べないことが今一番の

悩みでありストレスです。

 

 

 

 

 

 

 

職場復帰して3ヵ月。

一年4か月くらいしか離れていなかったのですが

浦島感がすごく、日々焦り、空回りしているような

状態です。

いろんな書類やシステム、「それ変わりましたよ」

「前はそうでした」と言われることも多々。

人事異動で知らない人もいっぱい。

なにより堪えるのが、自分よりずっと若い子たちが

いつの間にか昇格してたり、成長してたりすること

なんですよね。

喜ばしいことではあるんですが、急にそうなったように

見えるもんだから複雑な気持ちもあります。

たかが第一子の一年半育休しただけでこれなんだから

よく話に聞く「抜かずの三連発」、公務員が育休したまま

立て続けに3人産んで10年後くらいに職場復帰するというアレ。

どれほどの浦島なのか想像を絶します。

 

 

先日時短勤務の女性を対象としたセミナーを受けたんですけど

要は会社も高齢化で20年後くらいには大量の嘱託高齢社員を

支える40代前後の管理職が激減し、大変なことになってしまうんで

あんたら時短勤務の女どもももれなく管理職になってくれよな!

という内容でした。

私が入社した頃は、マネージャーといえば烏合の衆の中から

選ばれた特別な人間でしたが今や誰もがいずれはマネージャーに

なる時代になってしまったんですね。

私はなりたくないけど。

誰もが「総合的な」マネジメントを強いられるようになると

会社人としてなんでもオールマイティにこなせる便利な社員は

増えるかもしれない。

けど、烏合の平社員だから発揮できる個性や特性というものもある。

それとも今後は個性や特性を持ったままのアンバランスな

マネージャーも許される時代になっていくのでしょうか。

 

twitterで見かけた言葉ですが、以前林修先生がテレビにて

「自分が苦労して身に着けたもの程立派だと思いがちだけど、

実はそれって他の人にしてみればいとも簡単にできている事。

だったらあなたは自分が楽に出来る事をより頑張った方がいい、

それは他の人にとっては難しい事なんだから」というような

発言をされたそうです。

また、バンド「たま」の石川浩二さんのツイートで

「よどみなく流れるように喋り過ぎる人が多くなった気がする。

言葉を噛んだりつっかえたりする事にも意味がある。

スムーズに話せない所に真実が垣間見えることもある。」

ともありました。

このお二方の言葉が最近ずっと頭にあります。

 

 

とにかく復帰してからというもの、育休というデトックスを経たおかげで

会社が求めている人材像と自分との相違が浮き彫りになって、

本当に自分の使えなさダメっぷりがかなりキテいます。

さらに時短勤務でパフォーマンスも落ちて、唯一の好きなことである

パラパラ活動にもなかなか手が回らないというアイデンティティの

危機ですわ。

オリンピックの日本選手たちの快進撃も遠い目です。

だって今のアスリートって強い上に見目も麗しい人が多いじゃないですか。

アスリートはどんな人でも美しいとは思うのですが(生物的な意味で)

この人スポーツやってなくてもリア充で成功してただろうなって

人ばかりじゃないですか。

本当に今の日本人がオリンピックみて勇気づけられたり前向きになったり

してるんですかね?

その辺が不思議です。

 

純粋たるオリンピックすら濁った眼で見てしまう私ですが、

今はそういう時期なのかなと思って寝っ転がっています。

 

 

 

もうすぐ1才半になる子供の言葉が爆発的に増えて日々驚かされています。

食べ物関係は好きなものは大体言えます。

ぐーぐー(ヨーグルト)

ぎぎ(おにぎり)

じぇり(ゼリー)

うーふ(豆腐)

にゅーにゅー(牛乳)

おいも(ポテトフライ)

などなど。

 

アンパアンパと呼んでいたアンパンマンも、おとといから急に

「アンパンマン。」と呼び捨てをやめ、マン付けに。

年上だと気づいたんでしょうか。

二語文も出るようになり、「○○にゃい」(無い)「○○あった」

「ちった」(落ちた)「ちっちゃった」(落ちたの過去完了)

 

保育園の女の子たちはおともだちの名前から「○○ちゃんのママ」と

格助詞までつけて話せるようになっています。

まだ息子からおともだちや先生の名前は一人も出ていません。

食べ物や電車、要求に関する言葉はどんどん増えていますけど。

性別に差があるのかはわかりませんが、やっぱり女の子は

生まれながらにして社会的な生き物なんだなぁと思います。

おともだちの名前は知らんけど電車は得意。

特に新幹線と京成のスカイライナーが好きなようで、踏切で

電車を見せていると「らいにゃあんまにゃい」(ライナーはたまにしか来ない)と

不満を口にしています。

在来線と新幹線の区別もしっかりついているようで新幹線に対しては

低めのトーンで「じんがんぜん」と言っています。

特に0系と200系というクラシカルな新幹線が好きなようです。

 

突如電車中毒になってしまった息子は、四六時中電車のDVDを観たがるんで

何枚か買ったんですが、だんだんと観たいポイントが細分化してきて

新幹線が観たいだのスカイライナーが観たいだのクロスオーバーが

観たいだの言うので、その都度DVDを替えるのが面倒です。

 

子供の言語の爆発を見て思うんですが、ママとかパパ、まんまなどの共通の幼児語は

実は後付けで、最初は子供の方が自然に産みだした言葉だったりしないんでしょうか。

我々は当然大人が子供よりも先輩で、教え導いていかなくてはと思いますけど

みんな昔は子供だったわけで、そうすると子供のときの今の自分より先に生きていた

わけだから、子供の方が先輩なんじゃないかって変な感覚に陥ることがありませんか?

私だけですか、そうですか。

 

 

 

最近滞りがちですがニヒル牛マガジンの方で続けさせて

いただいている映画感想ブログ『tamaxのマズい映画でも無いよりはマシ

なんですが、先日たまたまエゴサーチしていたらどっかのまとめサイトに

内容をまるっと使われているのを発見しました。

 

https://middle-edge.jp/articles/5wUy5?page=2

 

私の書いた『フック』についての感想の半分以上をそのままコピーされて、

“出典”とだけ書かれています。

もちろんこのライターさん及びサイト運営者から連絡など一切ありません。

100歩譲って私の書いた文章をそのまま勝手に使ってしまったとしても

それを引用して自分の考えをそれ以上長く深く書いているのならまだ

いいです。

ところがこの記事のライターさん自身の言葉はほんの一行だけ。

 

「物語には、色々な切ない真相が隠されているんですね。」

 

いやいや感心してる場合じゃないよと。これでお金もらってるんですからマジで

webメディアというのは気楽な稼業と来たもんです。

ただ私の戯言にそれほど価値があるとも思えませんし、私自身ブログを

書く時の映画の画像は拾ったものだし、目くじらを立てる権利はないと

思っています。

 

しかしどうもキュレーションメディアとかバイラルメディアとかいう

中国のテーマパークみたいなコンテンツとやらには抵抗があります。

志高く、本当に各ライターが誇りをもって有意義なサイトを作ろうと

しているサイトもあるんでしょうが…。費用対効果が難しそうですよね。

何がいやかってパクりで儲けていることよりも、なんでもそうなんですが

「不特定多数の人間にウケようとしている」魂胆を持ったものが

嫌いなんですね。

しかもそれがコトバや画像といった表現の分野で。

「たくさんの人に受け入れられるように」とか「多くの人に愛される」とかって

ほめ言葉のように使われますけど、そんなものになんの価値があるでしょうか。

私は漫画でも映画でも音楽でも、結果的にファンがいっぱいいて多くの人に

受け入れられていたとしても、作者が「どこかにいる誰かひとりのために」

作ったんだと感じられるものが好きなんですよ。

誰かひとりというか、自分だけのためにっていうかね。

作者から私への私信のように感じられる作品。

 

だから昨今のシェアされることを前提に書いたみたいなブログ記事とか、

大人から子供までみんなに愛されようとしてるアート作品とか、

量産型の女子に共感されようされようとしてる歌だとか、

一斉送信のメールみたいで何もおもしろくない。

自分が何か作ったり文章を書いたりするときは、それは本音を言えばたくさんの人に

受け入れてもらえたらうれしいですけど、作ってるときの気持ちは

いつもどこかの誰か一人のためにありたいなぁと思うわけです。

 

 

 

 

 

誰も興味ないかもしれませんが、卒乳の話です。

 

息子は5/9に卒乳いたしました。

一歳になる前から夜中少しでも長く寝てくれるようにと

夜間断乳などを敢行したこともありました。

※一晩中泣かれてすげー辛かった。

保育園に入園すると、寂しい気持ちもあってかまた昼も夜も

復活してしまい、もうこのまま行けるところまで行ってしまおうかとも思いました。

ところが5/9に突然の乳腺炎ですよ。

夜中寒気がして片乳がめちゃ痛い。詰まったかと思ってすぐに

息子に吸わせましたが様子がおかしい。

怪訝な顔をして拒否をされました。恐らく詰まりすぎて出てこないし

苦かったんだろうと思います。

私は熱を測ったら38度5分。

その日は保育園に預けて会社を休み、病院に行かせてもらいました。

 

乳腺外来はやってなかったので、普通の産婦人科の助産師さんに

膿を出してもらう処置(保険なし3000円)をしてもらいました。

すごく優しいおばさん助産師さんだったんですが、処置の前に

選択を迫ってきました。

「今日を境に授乳をやめますか。それとも続けますか。」

つまり授乳を続けるならしっかりと絞り切るし、やめるなら

膿を出す程度にして生産終了に向かわせた方がいいと。

私は今日の今日から卒乳する気はなかったんで迷いましたけど

助産師さん曰く

「あなたの乳ももう1年以上使い込んでだいぶくたびれている。

治してもまた遅かれ早かれ同じ目に遭うだろう。」

この言葉で泣く泣くその日に卒乳を決意。

 

息子は最初の晩こそ夜中に何度か起きて抗議しましたが

保育園の疲れがあってか2日目以降はわりとすんなりと

寝てくれるようになり、もう夜中二度と起きなくなりました。

もうそんなもん飲んでたっけくらいの態度です。

一カ月くらい経った頃、試しにおもむろに乳を出して見せたんですが

なぜか照れ笑いをして「ちょwwwそんなもん出してよせやい」って感じ。

もはやパイを飲んでたことは彼にとっては黒歴史なんでしょうか。

もう吸い方も忘れてしまったようで、完全にスイッチが

オフになったんでしょうね。

やめられないやめられないと悩みますが、再犯率が低いのは

覚せい剤と違うところ。

 

 

少しだけ心残りなのは、通常卒乳のセオリーでは最後の授乳は

心ゆくまで母子ともに思い残すことなく幸せをかみしめながら

行ってくださいとのことなんですが、私の場合自分は乳腺炎で

朦朧としてるし子供はマズいし出てこないしイライラしてるしで

ヤな感じで終わってしまったことです。

卒乳のやり方ってのが出回っているのがおもしろくて

最後の日を決めたらカレンダーに印をつけて、それを子供に

見せながら毎日カウントダウンをしていって、

最後の授乳は心ゆくまで味わって、

それが終わったら乳に顔の絵を描くっていうね。

どっかの民族でしょうか。中学生のおまじないでしょうか。

なんでそんなに儀式めいているのか。

 

私は儀式はできませんでしたけど、乳腺炎にならなければ

もしかしたらまだ続けていたかもしれず、

あの時やめられて本当によかったです。

子供とはプラトニックな関係になってしまいましたが

これまで以上に精神的なつながりが強くなればいいなと

思います。

 

 

 

子供が来月で一歳半になります。

保育園に通いはじめてまだ3ヵ月ほどですが、成長インジケートが

振り切れそうです。

びっくりするのがまず言葉。

ママパパまんまはもう当たり前。私は自分でママと名乗ったことはありませんから

周りが言うのを聞いて「あ、あの人ってママっていうんだ」と理解したようです。

食べ物は好きなものから覚えていきます。

おにぎり、ヨーグルト、ゼリー。

眠いと寝室の方向を指さして「にぇんにぇ」。今まで目をこすったりする

しぐさで眠いのかな?と判断してましたが、思ったより頻繁に眠気の波が

来てたんだなと思いました。

そしてなぜか外国なまりのような「dack」(だっこ)。

dack!dack!と訴えられると、今までスルーしてたときもありましたが

言葉になっているだけに断りづらい。

 

趣味の分野ではお外に連れてってくれるから大好きなクック(靴)。

お外に行ったらやっぱりボ(ボール)。

ブーブ(車)も走ってる。ワンワン(犬)も吠えてる。

今も昔もこの辺の幼児言語って変わらないんですね。

そしてついに電車に目覚めました。外ではもちろん、家の中でも電車のDVDを

四六時中見ています。

先日家の近所の電車の見えるスターバックスに連れていって

裏メニューの牛乳を飲ませたんですが、牛乳はうまいし

電車は次々やってくるし大喜びでした。

 

身体的には私の大好きだった驚くほど短くて太い脚は少し伸びて

引き締まってきてしまいました。

身長は平均よりも小さめで、体重は標準です(あれ?)。

そしてなんと、特筆すべきは肛門にシワが誕生しました。

0歳児のころの肛門のキレイさたるや、一輪挿しにしてもいいくらいに

シワ一つない、まっピンクのプリティゲートだったというのに。

1、2本シワがよりはじめてしまいました。

ちょっとショックです。まあそのおかげで0歳児の随時垂れ流し

状態から卒業できたわけですが・・・。

 

その話を友人にしていたら、肛門のシワでショックを受けているようなら

鼻毛が生えたらどうするんだといわれました。

そうです、小さいうちは鼻毛もないのです。

鼻毛っていつ生えるんでしょうか。最初に見つけたらショックで

食欲が落ちそうです。

 

言語にしても鼻毛にしても、他人の子供だったらなんてことない

成長過程なのですが、自分の子供となるといちいち信じられません。

そのうえ現在は土日しかゆっくり子供を観察することができませんから

週末にいきなり変異したみたいに見えるわけです。

実際はもう火曜日くらいに更新されていたのかもしれませんが。

このくらいで衝撃を受けていたら将来子供が就職でもした日には

私は気絶するかもしれません。

 

風呂上がりに一杯やりながらNHKを流し見る姿も

板についてきました。

予約していたiphone SEが届きました。

2か月待たされたのにド平日に電話かかってきて

「3日以内に取りに来てください」ですと。

iphoneのためならなんでもするだろうと思ってるんでしょうか。

 

 

フリック入力もいまだに遅いですがなんとか使っています。

でもあれですね、iphoneてその他大勢のスマートフォンと

違うのは非常にインタフェースが感覚的ですね。

たとえばぐーっと長押ししたらアイコンどもが一斉に

ブルブル震えだして要らないやつを消すとか。

自分が消されるかと思って震えてるわけでしょ。

あと起動されているアプリを終わらすときはピンピン

指ではじき飛ばしたり。

すごくシンプルだし使いやすいですけど、こういうのに

慣れるとバカになりそう。

 

あと予測変換が便利ですごい速さで文章を打つことが

できますけど、いつもそれを使っていると言い回しが

ワンパターンになるし、自分で言葉を選んでないような

感覚になりますね。

謝罪文とか大事なメールを打つときは予測変換で

出てきてもあえて自分で一文字ずつ打ちたくなります。

 

アプリはショッピングサイトとかお役立ち系しか入れていません。

今のところよく使っているのはコレ。

 

自動で献立を立ててくれるミーニュー。

毎日の献立を考えるのが苦痛でしょうがないし、マンネリに

なりやすいので、勝手に決めてもらえるというのは

非常にありがたい。

でも食材の使いまわしとか和洋中のバランスはやっぱり

自分で考える方がうまくいくので、参考までに使うのが

いいかもしれません。

 

その日の予算を立ててくれる「毎日の予算」。

これはいいです。月の収入と貯金したい額を設定すると

自動的に日割り予算を組んでくれて、毎日使った金額を

入力するだけです。

プラスだとブルーの画面、マイナスになるとオレンジの

画面に変わるのもわかりやすい。

無駄遣いを抑える効果もあるし、続けやすいのでおススメです。

 

 

睡眠改善薬のドリエルが提供している睡眠解析アプリ

ぐっすり〜ニャ。

開くとドリエルのかわいいネコのキャラクター、レオニャルド・フミンチが

いつも寝ています。

自分も寝る段階になったらアラームをセットして一緒に眠ります。

とっても可愛いしだんだん快眠アイテムが増えていったりして

癒されますが、睡眠解析自体は何回かやったら飽きてしまったので

今は使っていません。

 

 

活動量計とキャラクター育成と体重管理が一体した「おでかけマイメロディ」。

開くたびにマイメロがお部屋やいろんなところで過ごしていて

歩数や消費カロリーも計ってくれます。

体重や体脂肪率の記録もできます。

マイメロがかわいいです。

 

 

ゲームをやる気は微塵もないんですが、こんなのがあったらいいなぁと

思うのは、オシャレでシンプルなアバターとシムが混ざったようなアプリ。

開くとリアルタイムでアバターも生活してて、別になんか育てたり

クリアしたりする義務もなくて、ただまったりともう一つの世界が

展開されていて、たまに何かイベント的なことが起こったりするような。

キャラクターとか全体のイメージがオシャレだったら、300円くらい

払うのになぁ。なんかそういうアプリあったら教えてほしいです。